7番 クロノジェネシス
後傾ラップ向きか。
グランプリを3連勝中ではあるが、意外にも重賞平均タイムを上回ったことはなく、タイム的には平凡以下。
12秒前半より良いラップタイムで長い距離を走れ、いい脚を長く使うタイプ。
阪神2200mと中山2500mというグランプリレースに非常に適した脚質と思える。
下の世代の突き上げもあり、ラストランを有終の美で飾れるか。

8番 ユーキャンスマイル
後傾ラップ向き、末脚勝負の馬。
後ろでしっかり脚を溜め、上り勝負に持ち込みたい。
しかし切れ味も一級品ではなく、相手関係を見ても本馬よりキレる馬は多く、展開が向いても厳しいか。

9番 ステラヴェローチェ
3歳勢、後傾ラップ向き。
3戦連続で上がり3F1位を計測、しっかり溜めた脚を直線一本で爆発させるタイプ。
また重たい馬場を得意としており、当日の馬場次第では要注意。
展開が向くなどしなければ少し後ろすぎる印象はあるが、見限れない一頭。

10番 エフフォーリア
後傾ラップ向き。
天皇賞秋ではコントレイルを抑えての勝利。
直線での切れ味は素晴らしいものがあり、平均タイムを大きく上回る。
また先行したうえで切れ味を見せており、能力の高さは否定できない。
重賞平均タイムを大きく上回っており、今回のグランプリレースでも期待がもたれる。
不安があるとすればここまで走ってきた中で最長の距離となるので、そこがどう出るか。
個人的な意見ではあるが、産駒の特徴として距離はレンジ内にあり問題ないと思われる。

11番 アリストテレス
前傾ラップ向き、キレ味には限界があるタイプのように思える。
菊花賞でのコントレイルとのたたき合いは記憶に新しいが、ここ最近は期待ほど成績が振るっていない。
タイム的にもここ2走は重賞平均タイムを大きく上回ることはなく、少し厳しいように思える。
すんなり先行できて、かつ消耗戦気味になればチャンスはあるだろう。

12番 シャドウディーヴァ
後傾ラップ向き。
2走前に鋭い末脚を見せ、重賞初戴冠。
しっかり脚を溜めなければどこかでガス欠してしまう一瞬のキレで勝負するタイプのように思える。
前走のジャパンカップでは位置取りや前目から進めてしまった影響か、200m地点まではいい脚を使ってそこで止まってしまった。
ただ、しっかりと脚がたまっていて、位置取りが勝ち馬と同じ位置であればおもしろい展開にはなっていたかもしれない。
鞍上も「なんとかなるよ」と自信が見えるコメントを出しており、展開次第では突き抜ける可能性もある一頭かなと思う。

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