レインボーフラッグ

レインボーフラッグ
後傾ラップ向きでしょうか、重賞平均以上の脚をもっています。
前走全体1秒ほどの前傾ラップで7着、前々走は全体2秒近くの後傾ラップで9着となっています。
上りは平均以上のものを持っていますが、差し切るには少し能力不足でしょうか。
3F~4F程度の中であれば脚もよく使えるので、その間に何とかしたいでしょうか。

前走は発馬よく出たものの、ポジションを下げて、中団後方で競馬を進めていきます。
同様の位置で直線を迎えますが、キレ味不足は否めません。
7着での入線となっています。
ジワジワと脚を使って伸びてきているものの、キレ味抜群という末脚ではなく、先行策をとった方が粘れそうな印象を受けます。
前々走では発馬はよく出ましたが同様にポジションを下げて競馬を進めます。
中団後方でレースを進めて、直線へ。
このレースではかなりの後傾ラップを刻んでおり上り勝負で完全において行かれているあたり、上り勝負には向いていないかと思います。
どちらかといえば600m~800mの間で脚を使ってなんとか後続を振り切る展開が理想のように見えます。

ジャングルポケット産駒ですね、中長距離のイメージです、実際のところ1800m以上となると若干ですが成績が良化しています。
競馬場による得意不得意はあまりなくどの競馬場でもしっかりと走ってくれています。
重馬場による成績の悪化はさほどなく、無難にこなせる程度でしょうか。

9歳と高齢馬のレインボーフラッグですが、一番上では末脚を活かしたいと書きました。
しかしレースを見ていると末脚を活かす競馬よりは、前目から競馬を進め、後続を振り切るような競馬のほうが向いているように見えます。
脚質の転換をしない限りは直線での末脚も足りないかなと思いますので、馬券には必要なさそうですね。



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