見解用

今週は今年初G1のフェブラリーステークスに出走登録している各馬の過去2走のタイムを計測していきたいと思います。
やはりダート競争とあって、地方での開催に出走している馬が多く、計測するレースが古くなってしまいがちですね・・・
地方もJRAとしてタイムを計測してくれれば、とは思うのですが、嘆くばかりでは始まらないので、NAR公式のタイムから地方競馬のラップを割り出していこうかなと思います。
試行的な要素は強いものの、ラップタイムの計測は分析において不可欠ですので、うまくいきそうであれば、地方出走の多いダート競争では地方のラップを取り入れることもやっていこうかなと思っています。

さて、フェブラリーステークスのタイムを出すにあたって、洗い出したデータの掲載をこの記事ではやっていこうと思います。
過去10年すべて東京競馬場ダート1600mの条件のもと施行されています。
上位人気の成績を見ていきましょう。

1人気(4.2.2.2)
2人気(2.2.1.5)
3人気(1.0.2.7)


1人気の14年以降の成績が良く、馬券圏内を外しておりません。
さらに19~21年で3連勝中と、良い流れで来ています。
2人気に関しては、圏内と着外が1:1の比率となっています、ただしここ2年は着外で人気を裏切る形となっています。
3人気は上の通り成績が振るっておらず、信頼がおけるものとはいいがたいです。
過去10年中16番人気の馬が2回馬券圏内しかも連対しており、下位人気の台頭も見られるレースでしょう。
1番人気2番人気ともに連対を外したことは過去10年で2回となっていますが、上で示した通り下位人気が台頭することもあるレースとあって、配当は望めるレースでしょう。

①前走東海S1着で当日1~3番人気
前走東海Sを勝ったスワーヴアラミスにしか該当しませんが、東海Sでは勝ち馬を素直に信頼するとよいでしょう。
前走東海S組で1着馬の成績は(3.0.1.3)とかなりの信頼度となっています。
ここからさらに当日の人気を見ていくと1番人気であれば(2.0.0.0)と勝率が100%となりデータ上は鉄板となります。
当日の人気を1~3人気まで広げてみても、(3.0.0.1)と上位人気であれば成績が格別に良くなります。
反面前走東海Sで2着以下の馬の成績を見てみると(0.1.0.12)と全くふるっておらず、すっぱりと切ることもできるでしょう。
前走の人気は気にする必要性はなく、東海S組は着順が1着の馬の当日の人気を見ていきましょう。

②540㎏以上の大型馬は買えない
当日の馬体重が540キロ以上となる馬は(0.0.1.8)となっており、データ上は買えません。
過去10年で見ると、14年ベルシャザール1人気が最後の複勝圏となっており、他の年でいえば人気馬であろうと飛んでいます。
めぼしいところを挙げるならば、

17年 コパノリッキー 6人気
19年 サンライズノヴァ 6人気
20年 アルクトス 4人気
21年 アルクトス 2人気 
    サンライズノヴァ 4人気


上の馬たちが540㎏以上の馬体重で出走し、着外に沈んでいます。
他にも540㎏以上の馬体重の馬が2頭おり、サクセスエナジーとララベルですが、不人気馬であったので上には挙げませんでした。
サンライズノヴァ、アルクトス、サクセスエナジーは複数回、同レースで540㎏以上の馬体重で出走、着外に沈んでいます
メンツがかぶっていることを考えると、なにか共通点が見えてくるかもしれませんね。

③1番5番8番枠は苦戦
1番枠はスタートからの芝を走れる距離が少ないことが影響しているのか、過去10年で(0.0.0.10)と全く馬券になっていません。
過去の人気も2012年から⑬⑬⑥④⑭⑦⑬⑩⑬⑩と人気も振るっていないことが原因かもしれません。
最後の1番枠での複勝圏内は04年2番人気のサイレントディールまでさかのぼりました。
5番枠は2番人気と3番人気が一頭ずついるにも関わらず、(0.0.0.10)とこちらも全くふるっていません。
20年のインティが14着と大敗したのも5番枠でした。
8番枠も同様に(0.0.0.10)となっています。
8番枠にも概ね不人気馬が多かったですが、2人気の馬が過去10年で1頭います、こちらも着外となっています。
伏兵の好走が期待できるレースではありますが、データ上1、5、8番枠は死に枠となっています。


過去10年同条件のもとレースが施行されています。
後日各馬のラップを出して分析、予想に臨みたいと思います。
今回も展開を当てたうえで、分析通りに行ってくれることを望んでいます。



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