2022阪急杯はダイアトニックが復活の勝利で飾りました。
春のスプリント戦高松宮記念に向けて、幸先の良い形で前哨戦を勝利しました。
スプリンターズSで骨折判明後、治療したのち3戦を要しましたが復活しましたね。
いい競馬を見せてくれました、高松宮記念でも期待しています。
阪急杯結果
掲示板までの結果を載せていきます。
2022阪急杯 ラップタイム:前3F34.0-中1F11.4-後3F34.5 全体0.5秒前傾ラップ
1着 ダイアトニック 岩田康誠
2着 トゥラヴェスーラ 鮫島克駿
3着 サンライズオネスト 武豊
4着 リレーションシップ 松田大作
5着 グレイイングリーン 岩田望来
ダイアトニックが高松宮記念の優先出走権を獲得しました。
トゥラヴェスーラも宮杯に向けてですかね、今回は明らかに太いと思われる馬体重だったので、まだ上が期待できそうです。
予想印を打った馬の成績
◎トゥラヴェスーラ 鮫島克駿(56kg) 2着○グレイイングリーン 岩田望来(56kg)5着
▲グルーヴィット 団野大成(56kg)7着
☆サンライズオネスト 武豊(56kg) 3着
△エイティーンガール 秋山真一郎(54kg) 10着
タイセイビジョン 幸英明(56kg) 8着
ダイアトニック 岩田康誠(56kg) 1着
馬体重が増えてかなり重たかったものの、見立て通りしっかりと2着に突っ込んできてくれました。
重い印ではサンライズオネストもしっかりと3着に入り、印を打った馬のほとんどが思惑通り来てくれました。
ダイアトニックも10秒台が入るラップではと評価を下げたものの、ふたを開けてみればワンペース寄りのラップタイムでしっかりと勝利し、強い競馬を見せてくれました。
想定したペースは0.5秒から1.5秒前傾と、この範囲で好走が可能そうな馬を挙げ、予想としては良い予想になったのではないかなと思います。
重い印組考察
◎トゥラヴェスーラ 鮫島克駿 2着
この馬の予想の段階では1秒ほどの前傾ラップと想定していたのですが、結果としては0.5秒程度の前傾ラップと想定段階で多く見積もりすぎてしまいました。
しかし、中間程度に流れればよく、今回も展開としては良く向いたと思われます。
少々の不利であれば能力で跳ね返せると分析していた通り、よく脚を伸ばしてきての2着。
分析通り末脚は強烈でしたが、勝ち馬が開けた進路を後ろから通るなど後手を踏む感じは否めませんでした。
14頭中の9番人気に対する結果としては上々でしょう、明らかに太くうつった点からも敬遠された感もありますね。
今後高松宮記念が目標と思われます、ここでしっかりと仕上げてくるならば本命を打ちたいレース内容でした。
〇グレイイングリーン 岩田望来 5着
ベストアクター感を期待しての対抗評価も5着までと少し届きませんでした。
やはり想定段階のペースで前傾ラップを多く見積もりすぎてしまい、前も残せる展開とあっては少し届きませんでした。
1秒ほど前傾すればもう少し着順も前に来れたかなという印象のレースでした。
しかし結果として、分析はしっかりと機能しているという証明にもなりました。
次走前傾ラップが大きくなりそうなレースで期待したいです、展開の向かない競馬でも掲示板は確保するというそこそこの能力は示しました。
▲グルーヴィット 団野大成 7着
こちらは直線での進路がなかったことが痛かったかなという印象のレースでした。
包まれてしまいいいところで動けませんでしたね。
先手を取ってそのまま行くのかと思ったのですが、直線までに後ろにポジションを下げたりとチグハグな感じも否めませんでした。
トゥラヴェスーラ以外34秒台の上りのかかる競馬で中間ラップ寄りと考えると、展開は向いたと思います。
今日は進路が取れなかったことで後手後手になってしまったことがすべてかなと思います。
☆サンライズオネスト 武豊 3着
ハナはとり切らなかったものの、ペースが遅いかなとみるやすっと前目にポジションをとるあたりはさすがの一言でした。
そのまま前目で直線に入り、複勝圏を確保、いい競馬だったなと思います。
分析での前寄りの競馬でしのぐ形となり、上りのスピードはさほど変化がありませんでした。
阪神競馬場は比較的得意とみてよさそうですね、次走以降も阪神競馬場での出走には注目です。
軽い印組考察
△エイティーンガール 秋山真一郎 10着エイティーンガールは最後方からの競馬を進め、上りにキレがありませんでした。
前走より1秒ほど遅かったですね、最後方から比較的伸びそうな外へ持ち出しているものの、タイム的に見ると伸びきりませんでした。
やはり0.5秒程度の前傾ラップでは前も余力を持って直線を進められることから、前傾が大きいほうが飛んでくる可能性は高そうです。
△タイセイビジョン 幸英明 8着
エイティーンガールと同様に後方から競馬を進めまくり気味に上がっていくも、直線は伸びきりませんでしたね。
分析でも、前傾になればという点から相対的に上りが速く見えるタイプと評しました。
分析通り前の脚が余ると、上りはキレがあるように見えませんでした。
前を行く馬が崩れる想定時にしっかりと狙っていきたいですね。
△ダイアトニック 岩田康誠 1着
先行策に出たことはペースを見た結果からは良かったかと思います。
しかしこの鞍上最近上で引っ張ってしかない気がするんですが・・・
道中の話は置いておいて、最後の直線のイン突きはさすがの一言でした。
トゥラヴェスーラをクビ差でかわしての勝利で宮杯の優先出走権を手にしました。
10秒台が入るラップではと分析では評し、今回10秒台のラップが入ったのですが、走り切れましたね。
10秒台が入っても、その後さほどキツイ流れにならなければしっかりと走り切れるようです。
程よい中間ラップで走れたことが勝利につながったと思います。
以上が2022阪急杯の結果一覧となります。
今回の本命馬は馬体重がかなり増えていたことから敬遠した人も多かったでしょうが、結果として能力の高さを証明してくれました。
本番の宮杯でも本命を打ちたいほどの結果でした。
また来週のレースに向けて、しっかりとラップ分析を行っていきたいものです。
ブログランキング
ブログ村
コメント