
ラップ分析
前走 全体1.3秒後傾ラップ 1着 前々走 全体2.8秒後傾ラップ 1着
後傾~中間ラップ向きでしょう、上り勝負のほうが向いているように見えますが、分析としてはワンペース寄りの競馬のほうが得意と見ます。
後傾ラップが大きくとも小さくとも上りの脚は重賞平均を上回っていますが、むしろ後傾ラップが小さいほうが重賞平均を少しですが速く上回っており、多少の後傾ラップであれば大きくなっても小さくなっても上りの脚は変わらないものとみています。
したがってほかの馬に脚を溜めさせるぐらいであれば、中間ラップ寄りでこの馬だけキレるという状況のほうが得意と分析しています。
過去3走すべて1秒以上の後傾ラップで中間以上の前傾ラップへの対応は未知数ですが、中間程度までであれば多少流れても対応可能かと思われます。
前走と前々走の見解
前走は中団前よりで競馬を進め、ほぼ同位置で直線へ向かいます。直線では外へだして、しっかりと伸びての勝利。
ノーステッキでしょうかね?少し鞍上の追いに対して反応が鈍くうつりましたが、反応してからは速かったですね。
ノーステッキであればまだ上が望めると思われます。
前々走は後方から競馬を進め、同じ位置で外に出して直線へ向かいます。
直線では大外から差しきっての勝利、こちらはステッキを使っていました。
ほぼ最後方からの差し切りとあって、このレース唯一の上り33秒台とインパクトも強いレースだったと思います。
展開としては前もしっかりと残せる中、ほぼ最後方からの差しきりとあって能力は高そうですね。
まとめ
この馬としては後傾~中間ラップ向きでしょう、全体としては中間ラップまでであれば多少流れても対応可能と分析します。上り勝負だったであろう前々走も、多少ですが上りのかかる競馬だったであろう前走も、同じレースに出走していた他馬に比べ上りが1秒近く速く、しっかりとした末脚が期待できます。
どちらのレースも後傾ラップで脚が溜まっていたものの、3秒近くの後傾ラップで後方からしっかりと差し切った前々走は能力の高さの片鱗が見えます。
新馬戦は4.1秒後傾ラップでアタマ差2着と若干届かなかったものの、後傾ラップの大きさを考えると、よく追い詰めたほうだと思います。
新馬戦以外の過去2走は小頭数で走破タイム的には平凡なものですので、過去2走のレースがどの程度のレベルにあったかという点を見る必要がありそうです。
低いレベルの中で能力の高さを見せただけなのか、高いレベルでの能力の高さかという点が評価を分けると思います。
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