紹介用改


久しぶりの競走馬の紹介をしてみたいと思います。
今日は「ゴールドシップ」を紹介していきます。

ゴールドシップは2009年3月に生まれ、2011年~2015年の間、競走馬として幾多の名勝負を生み出してきました。
生涯成績は28戦で13勝、重賞で8勝(うちG1を6勝)している名馬です。
現役時代はゴルシ、シップ、不沈艦などの愛称で親しまれました。
現役時代の人気は随一でラストランでは勝ち馬のゴールドアクターが決まった瞬間より、ゴールドシップがまくっていったときのほうが完成が大きかったほどの人気を誇っていました。
最近ではスマホ向けアプリ「ウマ娘」での登場もあって競馬ファンのみならず、一般の人たちにも認知されるようになってきました。
また気分屋と評され、様々な逸話が残っており、ゴールドシップは話題に事欠きませんでした。




個人的ベストレース




個人的ベストレースは2012年の皐月賞ですね。
3角4角を回る間に前を行く馬が内を開けてレースをしているのをあざ笑うかのように内から突き抜けて勝利しています。
3角で後方で競馬をしていたはずのゴールドシップが直線を向いたら先頭集団にいたこともあって、一部では「ゴルシがワープした」と話題になりました。

120億円事件




こちらは逸話に通ずるもののあるレース動画です。
2015年宝塚記念に3連覇をかけて出走します。
単勝オッズも1.9倍と完全にゴルシの一本被りでした。
まぁ何が起こったかは動画を見てもらえば、すぐにわかると思います。
このレースで紙くずになった馬券は約120億円となっており、タイトルに書いた120億円事件となっています。
この時私も死角ないわと思って本命にしていたのですが、しっかりと紙くずとなりました。
まぁこの馬ならしゃーないかと思えるのは後にも先にもゴールドシップだけだと思います笑

ゴールドシップの逸話

・毎日遊んであげないと暴れる
・遊ぶとシャツを破られる
・気に入らない人or馬の存在を察知すると暴れだす
・調教は基本的にやる気なし
・調教で出くわした馬を威嚇する
・トーセンジョーダンを見かけると必ず蹴りに行く
・威嚇しなくても、そばを通っただけでおびえて暴れだす馬がいる
・下をぺロペロと出しながら菊花賞圧勝
・引退式での口取り写真を5分ほどゴネる
・ウイニングラン断固拒否

一部ですが、これだけでも非常に面白味のある馬だとわかります。
また現役時代の後半に主に主戦として鞍上を務めた横山典弘騎手に「まともに走ればすごい能力がある」「気分を害さないためにムチは入れない」「『お願いです、走ってください』という気持ちで乗った」とまで言わしめるほど気分屋で、これも愛される馬だった所以でしょうか。
ここでは紹介しきれない逸話もたくさんありますので、気になった方はゴールドシップで検索をかけてみてください。

最後に

この馬本当に何が起こるかわからない馬で、「走ってみないとわからない馬」とありがたくない評価を受けていた通りだったなと現役時代を通して見て、改めて思います。
しかし、逸話など話題に事欠かない部分も多く、人間味のある馬だったこともあり人気は抜群で、引退時は非常にさみしい気持ちになったことも覚えています。
引退してからも牧場で元気に過ごしており、現在は種牡馬生活を送っています。
2019年から産駒がデビューしており、2021年にG1馬を輩出しています。
代表産駒はユーバーレーベン、ウインキートス、ブラックホールなどです。
これからは産駒の活躍に期待しています、長く種牡馬生活を続けてほしいものですね。
種牡馬でも話題を提供してくれると信じています。



ブログランキング

ブログ村