グラティアスとワールドウインズは回避の情報が入りましたので、飛ばします。
出走馬が確定し、グラティアスとワールドウインズが入っていればまたラップ分析を行います。

ラップ分析

前走　全体４．３秒後傾ラップ　３着　前々走　全体４．３秒後傾ラップ　４着

この馬としては後傾ラップ向きでしょう、全体としては後傾～中間ラップで良い競馬ができるかと思います。
前走は残り１０００mほどを１１秒台、前々走では残り１２００mほどを１２秒前半～１１秒台で走っており、スピードの持続力に長けた馬だと分析しています。
上り勝負よりは上りのかかる競馬のほうが向くと思われます。
前走は稍重ながら平均タイムを２秒と大きく上回るレースを見せていることから、馬場が渋った方が良いかと分析しています。
JCと天皇賞秋という国内最高峰のレースで後傾ラップを大きく刻みながらも掲示板内を確保している点から後傾ラップにも対応は可能かと思います。
どちらかといえば上りのかかる競馬のほうが得意とみていますが、向かない展開でのＧ１で４着２回と能力の高さは申し分ないと思います。
後方からの脚質である関係上届くか届かないかというレースが多くなっており、判断が分かれるところでしょう。

前走と前々走の見解

前走はスタートは良く決めましたが、ポジションを下げて後方からの競馬を進め、同位置で直線へ。
直線ではジワジワと伸びてくるも、少し届かず３着入線となっています。
スパっとキレる脚ではなくジワジワと着実に伸びてくるタイプでしょうね。
仕掛けどころを間違えると着外や掲示板外も十分にあり得るかと思います。

前々走は中団やや前よりから競馬を進め直線をむかえます。
直線では外へ外へ出しながら伸びてきたものの、勝ち馬からは離れた４着入線となりました。
こちらのレースでもジワジワと着実に伸びてきているものの、大きく後傾したラップでの上り勝負のうえ、国内最高峰のレースとあって着外という結果に終わっています。
しかし向かない展開であっても４着までは伸びてきており、能力の高さがうかがえます。

まとめ

この馬としては後傾ラップ向きでしょう、全体としては後傾～中間ラップが向いていると思われます。
スピードの持続力に長けている馬でどちらかといえば上りのかかる競馬のほうが能力を発揮できると分析しています。
本質的には上りのかかる競馬のほうが向いていると分析していますが、前走前々走ともに大きく後傾した上り勝負で３着４着とある程度の対応は可能かと思います。
スピードの持続力を活かした競馬ができれば十分勝機もあると思います。
後は脚質の関係上、仕掛けるタイミング次第では勝利も着外も十分にあると思われます。



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