
今週はスプリングSに出走予定の各馬のラップタイムを出していきたいと思います。
それに伴って、スプリングSでの過去10年分のデータをこの記事では掲載していきます。
3着以内の馬に皐月賞への優先出走権が与えられることから、賞金の少ない馬たちはまずはここを目標に仕上げてくると思われます。
本番の皐月賞では絡んでる印象が少し薄い本レースですが、ここからの躍進を狙う馬たちも多いことでしょう。
それではデータと中山競馬場1800mの特徴を見ていきましょう。
中山競馬場1800m 特徴

中山 芝1800m 3歳以上重賞平均タイム
3F 36.0 - 3F 36.1 - 3F 35.6 平均走破107.7
中山競馬場1800mは右回りのコースを使用する、コーナーを4回回る内回りのコースです。
スタート地点は正面スタンド半ばとなっており、スタート直後に急坂が待ち構えています。
最初のコーナーまでの距離は205mと短く、1角2角の中間まで上り坂となっています。
その後内回りのコースへ入り、向こう正面は平坦、3角4角は緩い下り坂になっています。
最後の直線では距離が中央4場の中では最短の310m、ゴール前には高低差約2.2mの中山名物急坂が待ち構えています。
スタート直後にいきなり急坂が待ち構えている点、1角2角の中間まで上り坂である点、最初のコーナーまでの距離が短い点の3つから、前半のペースが極端に速くなることはなさそうですね。
スタート後に先手をとれる馬が有利となりそうです。
4回のコーナーと急坂を2回登る関係上、小回り適性と急坂を登るパワーのある馬が狙い目となってきそうです。
特徴としては前目でうまく立ち回れる馬を狙っていきたいところでしょう。
スプリングS データ

それではいつものごとく過去10年の上位人気馬の成績から見ていきましょう。
1人気(2.5.2.1)
2人気(0.1.2.7)
3人気(3.2.0.5)
1人気は複勝圏内を外したことが10年で1度しかなく、抜群の信頼度となっています。
過去10年では2人気の成績が振るわず、3人気の成績に大きく水をあけられる結果となっていました。
勝ち馬で見ると、3人気が3回、1人気と5人気が2回、4、6、10人気が各1回ずつとなっており、波乱の傾向もみられるレースとなっています。
また19年以降は中位~下位人気の連対が目立ってきており、近年は波乱傾向の強いレースといえるでしょう。
①前走5着以下は消し
前走で5着以下での出走馬の成績を見ていくと(0.0.0.32)となっており全滅しています。
これはどのレースからの出走であっても該当しています。
前走が重賞であろうがG1であろうが関係なく沈んでおり、掲示板をとるので精いっぱいという結果となりました。
何のレースであっても前走が5着以下であれば基本的には消し対象となるので、かなりの馬が該当してくると思われます。
迷ったときは前走の結果を見てみることもしていきましょう。
②前走新馬組と未勝利組は消し
前走が新馬戦だった馬と未勝利戦だった馬の合算の成績が(0.0.1.11)となっており買えません。
21年に1人気に支持されたボーデンも複勝圏内に持ってくるのがやっとの成績となっており、勝ち上がり直後の馬は消し対象としてもよいでしょう。
21年のボーデンの3着があるので一概にすべて消しというわけにはいきませんが、3着までとする買い方もデータ上はありとなってきます。
勝ち上がり直後の馬を買うときは当日の人気面や3着付けを考慮するとよいかもしれません。
③前走1勝クラス組の買い条件
前項で新馬組未勝利組については触れました。
1勝クラス組についてはどう出るかというと、過去10年で10頭の連対と連対馬の半数を占めており見過ごせない結果を残しています。
3着以内に範囲を広げてみると、さらに3頭増えて複勝圏内30頭中の13頭が前走1勝クラスという半数に近い割合を占めていました。
この時の買い条件としては前走の着順と人気で4番手以内がボーダーといったところでしょうか。
着順に関してはもちろん勝利が理想ですが、ここ2年で前走4着の馬が2頭、連対しており着順に関しては4着まで広げさせてもらいました。
人気も例外は二頭(15年キタサンブラック 前走9人気、20年ガロアクリーク 前走6人気)いるものの、ほとんどの馬が前走人気も4番手以内となっておりここまでをボーダーとしました。
最終的な結論として、1勝クラス組の買い条件は前走で4番人気以内で4着以内というところが妥当でしょう。
しかし、例外もあることと、複勝圏内に占める割合を見ると前走1勝クラス組は無視できず、無条件で馬券に入れておくのもよいかもしれません。
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