データ

今回はマイラーズカップにおける過去5年分の全体ラップの推移と分布を掲載していきます。
マイラーズカップの予想に役立てることができれば幸いです。
それでは見ていきましょう。









過去5年のラップ推移

マイラーズカップ過去5年ラップ推移

マイラーズカップ過去5年のラップ分布です。
今回はすべて良馬場でのレースとなっていましたので、線の種類の区別はありません。
また過去5年のラップ平均も載せていたのですが、2021年のみ阪神での開催となっていますので、平均ラップに大きく誤差が出ることを考えて、今回は平均ラップは載せていません。

2021年以外は概ね同様の形を描くグラフとなっており、800m地点を境にペースが上がり、後半の上り勝負の様相を呈していることがわかるかと思います。
反面2021年阪神開催時は前半線のペースが速く、上り3Fはペースが落ちており、消耗戦の様相を呈していたことがグラフから読み取れるかと思います。

2020年までは京都競馬場で施行されていたことから、600m~800m地点にかけて淀の坂があり、ペースが落ち着いていた原因とみています。
2021年の阪神開催ではほぼ平坦なコースであることから、ペースが速くなったと思われます。
今回も21年と同様に阪神開催ですので、ペースが速くなることを想定して方がよさそうですね。
後半にかけて、ペースが落ちるようなレース展開になるとみてよいでしょう。


過去5年のラップ分布


マイラーズカップ過去5年ラップ分布

過去5年のラップ分布です。
わかりやすくわかれた分布となりましたね。
京都開催であった2017年~2020年の間は前傾ラップを刻むことはなく、阪神競馬場の上り3F平均よりはすべてのレースで上りが速いという結果となりました。
21年の阪神開催では逆で、大きく前傾ラップを刻み、重賞平均より上りが遅くなっていますね。
コース形態を見ても、大きく後傾ラップを刻むということはなさそうで、前傾ラップで消耗戦寄りというレース展開を想定しておいた方が良いかと思います。
阪神開催は21年のみとなっていますので、少し予測が困難なところではありますが、同条件の桜花賞を参考にするのであれば、ミドル周辺のペースで流れていきそうですね。
開催が進んでいることから馬場状態の悪化も考えられ、上りもかかってくるコースかなと予測がつきます。
後傾が大きくなりにくい、上りのかかるコースであるとマイラーズカップの想定を組んでおきます。

まとめ

以上が過去5年のラップ推移と分布になります。
昨年だけが阪神開催となっており、ラップの予測が少し困難ではありますが、京都競馬場で施行されていたラップとは大きく違ったラップを刻んでいくことは間違いないとみています。
コース形態がほぼ平坦の阪神と、中ほどで淀の坂を登る京都で競馬場の特徴が大きく異なり、必然ペースにも大きく影響が出るものとみています。
今春に行われた桜花賞が同条件のコースを使用しており、多少なりとも参考になると思われます。
桜花賞を参考にするならば、ミドル以上で平均以上に上りがかかってくると予測ができます。

予想の参考にしていただければ幸いです。






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