こんにちは。
今週はここまで宝塚記念の個別ラップやデータ等掲載してまいりました。
今回の記事では宝塚記念の過去5年における全体ラップの推移と分布を掲載していきます。
予想の役に立てることができれば幸いです。
過去5年のラップ推移
宝塚記念の過去5年分のラップ推移です。
良馬場での開催は実線、稍重での開催は点線で示しています。
5年の平均が星マークで示した線となっています。
宝塚記念も6月の末の週が開催ということもあって、過去5年中2回が良馬場、3階が稍重での開催となっていました。
特徴を見ていきましょう。
概ねすべてのレースで似たような波形を描いており、800m地点で一度ペースが落ち着き、そこから先は一定のペースで進むことがほとんどのようですね。
1000m以降は12.5秒程度~11.5秒程度の間でラップが推移し、消耗戦の様子が見えるグラフとなっています。
今回の宝塚記念に関して言えばパンサラッサというハイペース必至の馬が出走しており、前半戦の全体ペースが速くなるのはほぼ間違いないかなとみています。
どれほどの差で逃げるかは走ってみないとわかりませんが、パンサラッサがペースのカギを握っているのは間違いないでしょう。
過去5年、消耗戦寄りのラップ推移をしている宝塚記念で、ハイペース必至の馬がいるという点でどういうペースになるのか読むのが難しいところですね。
過去5年のラップ分布
こちらは宝塚記念の過去5年のラップ分布です。
良馬場と稍重で概ねしっかりと分布がわかれました。
17年のみ少し異なる分布をとっているいます。
これはおそらく800m地点でのペースの緩みが他の稍重の時より大きかったことと、その後は12秒以下のペースでまとまったことが挙げられるかと思います。
前半遅く後半速いという後傾ラップの典型でしょう。
他の年度は概ねバランスが取れた分布となっているかなと思います。
稍重であれば前傾ラップで上りはかかり、良馬場であれば後傾ラップが大きくなり、上りも必然速くなってくるという宝塚記念も普通のラップ分布となりました。
ただ前項でも話したように、パンサラッサの存在がペースのカギとなっていますので、良馬場での前傾ペースは過去5年では存在せず、パンサラッサ次第でどうとでもとれるかなと思います。
通常であれば良馬場でのペースを参考とするところですが、パンサラッサの存在を考えて、前傾ラップでのレースとなることも想定しておかねばならないかなと思います。
どちらかといえば20年18年のようなラップ分布になるかなと考えています。
現在のところでは天気はもつと思われますので、良馬場想定ですが、今回に限っては稍重時の分布が参考になるのではないかなと思います。
想定とするラップは「前傾ラップ0.5~1.5秒」で「上りは平均より少しかかる」レースになると想定しています。
まとめ
以上が過去5年分の宝塚記念のラップに関するデータです。前述していますが、想定ラップは「前傾ラップ0.5~1.5秒」で「阪神2200m重賞平均(35.8秒)より少し遅い上り」と想定しています。
現状の記事投稿時点での馬場状態は良馬場で、天気予報を見る限りではパンパンとまではいかなくても回復傾向ではないかとみています。
何度も書きますが、パンサラッサ次第では前傾ラップも大きくなってくるかとおもいますので、現状の想定ラップがゆったりとパンサラッサが走ったものと仮定しておいてください。
パンサラッサのペースが速ければ速いほど、前傾が大きくなり、上りの3Fも重賞平均より遅くなっていくものと脳内で保管していただければありがたいですね。
かなりあいまいな書き方で申し訳ありませんが、想定ラップとしては以上です。
またレース前に予想の印を掲載させていただきます。
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