データ



今週はここまでCBC賞のデータと個別ラップを掲載してきました。
今回の記事ではCBC賞の過去5年分の全体ラップ推移と分布を掲載していきます。
各データ予想の役に立てることができれば幸いです、それでは見ていきましょう。



過去5年のラップ推移

CBC賞過去5年ラップ推移

CBC賞の過去5年のラップ推移です。
良馬場での開催は実線、稍重での開催は点線、不良での開催は鎖線で示しています。
5年の平均は星マークを打った線となっています。

過去5年のCBC賞は概ね良馬場での開催となっていました。
良馬場3回、稍重1回、不良1回の開催がありました。

特徴を見ていくと、今までの推移と違い、右肩上がりのグラフが多く、競馬場の特徴の項目で示した通り、前傾ラップになりやすいであろうラップの推移をしていると思われます。
後半になっていくごとにペースが落ちていくというレース展開になりそうですね。
馬場が渋っても傾向としては大きくは変わらず、例年通りのレース展開が期待できそうです。
後半になるごとにペースが落ちていくという点で、スピードの持続力や並ばれても抜かせない勝負根性などが問われてきそうなグラフの波形をしていますね。
小倉は競馬場の特徴に加えて、開催週ともあって前が止まらない傾向が強そうです。

過去5年のラップ分布

CBC賞過去5年ラップ分布

こちらはCBC賞の過去5年のラップ分布です。

少し散らかったラップ分布になってしまったものの、不良馬場の19年を除いて1秒以上の前傾ラップが4回と前傾ラップになることはほぼ間違いないかなと思われます。
17-19年は中京、20年は阪神、21年は小倉と開催場所の変遷が多いものの、傾向は変わらず、前傾ラップの出やすい競馬場に開催が移ったことで十中八九前傾ペースでしょうね。

上りのタイムでかなりばらつきがありますが、競馬場の違いや、雨の残り具合等が関係しているかなとみています。
前傾ラップ1.5秒周辺の19年以外の4開催の上りの想定に、ネット競馬さんの馬場指数がしっかりと当てはまったので少し数字を借りて紹介してみます。
平均タイムより上りの速い順に、21年の馬場指数がー28、18年の馬場指数がー18、17年の馬場指数がー7、20年の馬場指数が1となっており、馬場指数が小さいほど上りが速くなるとみています。

現状の天気予報を参考にすると、CBC賞発走1時間前ほどから降水確率が90%となっており、17時ごろまで同じ降水確率となっています。
土曜日段階の小倉競馬場は一週間雨はなく、散水をしたのみにとどまっており、パンパンの良馬場と仮定できます。
したがって、天気予報通りで雨が降ると想定すると、18年と17年の間程度に収まるのではないかと考えています。
開催競馬場が5年で3場とすべてを鵜呑みにすると少し痛い目に合いそうですので、どうでるかというところですね。


上の話からまとめて想定ラップとしては「前傾ラップ1.5秒周辺」で「小倉競馬場3歳以上重賞平均程度~平均より0.5秒速いあがり」と想定しています。


まとめ

以上が過去5年分のCBC賞のラップに関するデータと分析です。
前述した通り想定ラップは「前傾ラップ1.5秒周辺」「小倉1200m重賞平均程度~0.5秒ほど速い上り」となっています。
記事投稿時点での馬場状態は良馬場で、天気予報を見る限りでは雨がぱらつき、稍重寄りの良馬場で開催するのではとみています。
開催競馬場が過去5年で中京、阪神、小倉と3場ありすべてのデータを鵜呑みにすることはできませんが、ラップ推移などを見るに、CBC賞は競馬場が変わっても大きく前傾ラップを刻むペースで進むと推定しています。
小倉競馬場が前傾ラップの出やすい競馬場ということと開幕週ということもあり、前傾ラップで強い先行馬などを狙っていきたいと考えています。

またレース前に予想の印を掲載させていただきます。







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