
今週はクイーンSについてのデータを掲載していきます。
夏競馬も進んでいき、今週はローカル2場での開催となっています。
もう一つのローカルで1000m直線での重賞アイビスSDが行われますが、今週のデータ掲載は札幌のクイーンSです。
それではデータと競馬場の特徴を見ていきましょう。
札幌競馬場1800m特徴

※13年と21年は函館で施行
札幌競馬場1800mは正面スタンド前からスタートし、ぐるりと1周を回るコースとなっています。
特徴としては高低差が70㎝と小さく、前週にわたってほぼ平坦なコースが続いています。
最初のコーナーまでの距離はおよそ180m、最後の直線は約265mとなっています。
コース全体が大きく丸みを帯びており、コーナーが大回りで直線部分が短いという特徴も併せ持っています。
特徴からもわかる通り、平坦なコースで前残りの決着が多いようです。
平坦で大きく丸みを帯びているものの小回りコースで、直線も短いとなるとやはり先行勢が有利に思えます。
また洋芝が使われることもあり、馬場が柔らかく非常に時計がかかることも特徴に挙げられます。
欧州血統やパワータイプの馬を狙っていきたいですね。
クイーンS データ
上位人気馬の成績から見ていきましょう。1人気(4.3.2.1)
2人気(2.0.1.7)
3人気(1.0.1.8)
1人気は複勝率が9割と非常に良い成績を残しています、信頼のおける数字でしょう。
反面上位人気にしては複勝率が3割の2人気と、同2割の3人気で少し不満の残る数字となっています。
過去10年では信頼のおける上位人気は1人気だけという結果となっていました。
配当面でも、3連単配当が10万を超えるほど大きく荒れた年が、16年20年の2年だけと大穴狙いは少し難しいかと思います。
馬連や馬単での配当においても万馬券というものは少なく、過度に荒れることを期待することはできないレースといえるでしょう。
①馬体重500キロ以上の大型馬は切り
馬体重が500キロ以上の大型馬の成績が(0.0.0.12)となっています。
20年には2人気に支持されたフェアリーポルカが6着と不振が続いています。
大柄な馬となると割引も必要かもしれません。
反面小型な馬に関しては昨年にテルツェットが426キロで勝利していることからあまり気にしなくてもよさそうです。
②前走マーメイドS組の取捨
マーメイドS組の成績は(2.2.2.16)となっています。
やはり勝利した馬を買いたくなるのですが、勝利した馬は6頭出走してすべて着外と全滅しています。
ここで取捨のポイントになってくるのがタイム差です。
勝ち馬との差が0.7秒以内であった馬の成績が(2.2.2.5)となり、かなり良い成績となります。
逆にタイム差が0.8秒以上だった馬の成績が(0.0.0.5)で全くふるっていません。
マーメイドS組の取捨は善戦していたかどうかが判断のカギとなります。
③マーメイドS組以外の前走阪神組は切り
前走が阪神からの馬の成績が(2.2.2.24)となっています。
ここで②の項目を見てほしいのですが、前走阪神組の複勝圏内はすべてマーメイドS組から出ています。
マーメイドS組を除くと(0.0.0.8)となり、サンプル数は少ないものの全滅していることがわかります。
マーメイドS組以外の前走阪神組を買うときは少し思いとどまる必要があるかもしれません。
以上が過去10年のクイーンSのデータとなっています。
上位人気では1人気のみが成績良好となり、2、3人気に関しては不満の残る数字でした。
かといって過度に荒れるかというと、そうではなく配当を見る限りでは堅い決着~適度な荒れという感じですね。
過度な期待を持たずに、1人気を軸に据えるというのもデータ的には一つの手かと思います。
後日また個別ラップ等を掲載していきますので、少しお待ちください。
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