データ

今週はここまで札幌記念に関するデータと個別ラップの掲載を行ってきました。
今回は過去5年分のラップ推移とラップ分布を掲載していきます。
各データ予想の役に立てることができれば幸いです、それでは見ていきましょう。









過去5年のラップ推移

過去5年ラップ推移

過去5年分のラップ推移です。
18年のみ稍重での施行となっています、線の種類を分けるのを忘れてしまいましたすいません。

グラフを見ていきましょう。
稍重での施行の18年のみ後半にかけてややグラフの波形が大きくなり、後ろからのレースを嫌い、先行争いが激しくなったのかなと予測できますね。
明日の天気は晴れですので、本日は稍重でレースを終えていますので、明日には回復するだろうと見込んで話を進めていきます。

良馬場での4年を見ていくと、似たようなグラフが多いですね。
概ね600mほどから1200mほどまでの間は12.0秒以下のゆったりとした流れがおおいようです。
競馬場の特徴でも触れましたが、緩やかなカーブと短い直線ということもあって、最後の600mもさほどペースが上がらないようですね。
また洋芝を使用している競馬場ということも最後のペースが上がりにくい要因といえるでしょう。
どちらかといえば後半戦の勝負にはなりがちなレースかとおもいますが、東京や新潟のような上りの速さにはならず、洋芝でもしっかりと伸びてくる馬を見つけることが的中への近道かなと思います。

今回の馬場は回復するとみており、18年以外の波形に似た形を描くかと思います。

4角通過順位を今回から追加していこうと思います。
今回は想定良馬場ですので18年は除きます。

21年  13頭中①⑤③
20年  12頭中⑤⑦②
19年  14頭中⑥②⑨
17年  13頭中⑥⑧④

上のようになっており、後方一気というレースでは洋芝や短い直線に阻まれることが多いかと思います。
今回の頭数であれば、4角通過順位が二桁より速い位置取りをしておきたいでしょう。



過去5年のラップ分布

過去5年ラップ分布

過去5年分のラップ分布です。

分布を見ていくと、キレイに分かれた形となりましたね。
久しぶりにわかりやすい分布になっています。
上りは平均(35.8秒)に近い分布が多く、前後傾もほぼ差がないという分布が出ました。
明日は良馬場ですので出走馬が普通であればこれに近い分布が望めると思っていました。
パンサラッサとジャックドールという現競馬界での二大逃げ馬が出走しており、前傾になることが必須かなと思っています。
特にパンサラッサ出走レースに関しては2秒以上の前傾になることが多く、明日も同様に前傾ラップになるレースであると予測できるでしょう。

したがって、前傾が大きくなり且つ上りは少し遅くなると思われます。
ジャックドールとパンサラッサのどちらがハナを主張することになるかはわかりませんが、調教師のコメントを見た感じではパンサラッサがハナを主張しそうですね。


まとめ

以上が札幌記念の過去5年のラップ推移と分布の分析です。
今回は上で触れた通りパンサラッサがハナを主張するという前提でラップを想定しており、前傾が大きくなるかなと思われます。
天気は回復し、馬場も同様に回復傾向にあるとみており、分布通り見れば前後傾の差も小さく平均程度の上りになると思いたかったのですが・・・

どちらかといえば18年稍重での施行時に近いラップ分布になるのではないかと想定しています。
パンサラッサを考慮したときの想定ペースは
「前傾1.0秒以上」「平均(35.8秒)より1秒以上遅い上り」
としています。

どちらにしても平坦でアップダウンのない競馬場ですので、先行有利とみており、前目の馬を中心に印を打っていこうと思っています。

またレース前に予想の印を掲載させていただきます。







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