見解用

今週は早いもので夏競馬の最終週となりましたね。
例年の荒れ方に比べると取り上げたレースに関してはさほど大きくは荒れなかったかなという印象ですね。
最終週もほどほどで終わるのか、それとも大荒れ決着となるのか、楽しみですね。
それではデータを見ていきましょう。










小倉競馬場1200m特徴

小倉1200


小倉競馬場1200mは向こう正面の2角ポケットからスタートするコースです。
2角部分が小倉競馬場コースの中で最高部になっており、スタートからゴールまで少しずつ下っていくコースで、3~4角はスパイラルカーブです。
ラストの直線距離は293mと短く、最後の直線よりスタートから3角までの直線のほうが長く、前傾ラップとなりやすいコースといえるでしょう。

特徴としては3~4角でスパイラルカーブになっており、直線では馬群がばらけやすいコースといえるでしょう。
馬群がばらけることで短い直線ではありますが、後方待機の馬も突っ込んでこれるコースでしょう。
しかし、上でも書いた通り1200mではコースの最高部から下っていく上り坂のないコースであり、前を行く馬がバテにくいコース形態であるともとれるでしょう。
最終コーナーを曲がったときに馬群はばらけるものの、短い直線と先行馬がバテにくいコース形態も相まって、総合的には前を行く馬が有利であるといえるコースとみています。
後方からの馬を買うときは圧倒的な末脚を持った馬のみということになってきそうですね。


小倉2歳S データ

上位人気馬の成績から見ていきましょう。

1人気(2.3.0.5)
2人気(3.1.1.5)
3人気(3.1.1.5)


上位人気三頭ともに複勝率は5割とある程度の成績をのこしています。
しかし、1人気に関しては過去5年は勝利から遠ざかっており、20年モントライゼの2着までという成績になっています。
その他の2勝の内訳は14年15人気オーミアリス、21年4人気ナムラクレアとなっています。

配当面を見てみると大荒れの年とそうでない年というのがはっきりとしている印象ですね。
過去10年で見ると3連単配当10万オーバーの荒れたレースが3回、5万オーバーまでスパンを広げてみても5回となっており、荒れたレースと堅いレースが混在しています。
周期的にはそろそろ大荒れのレースが来てもおかしくないころ合いで、どちらのレースになるかという判断次第で馬券の買い方がわかれるレースかなと思います。


①牝馬の未勝利勝ちは切り

小倉2歳Sにおける牡馬牝馬の成績差は下の通りです。

牡馬(5.6.6.58)
牝馬(5.4.4.56)

複勝率で見ると牡馬が23%、牝馬が19%と若干ながらも牡馬優勢となっています。
しかし、決定的な差があるわけではなく、直近2年では牝馬が勝っており、21年に関しては牝馬が複勝圏すべてを占めました。
今後は牝馬が活躍していく可能性もあるかと思います。
しかし牝馬の中でも前走未勝利組の成績は芳しくなく(0.0.0.14)となっており、まったく買えないというデータが残っています。
20年にフリードが3人気にもなりましたが、結果は5着とこれが最高着順になっています。

②複数勝利ジョッキーが多数

小倉2歳Sでは以下の4騎手が過去10年で複数勝利をおさめており、馬券圏内のレースも多く非常の珍しいケースとなっています。

武豊  (1着17.18.20年   2着13.14年 3着19年)
和田竜二(1着12.13年   2着19年   3着18年)
浜中俊 (1着16.21年   2着17年   3着なし)
国分優作(1着14.19年   2着なし    3着なし)


この4騎手だけで過去の頭の予想は終わってしまうほどの成績を4人で残しています。
特に武豊騎手は成績が非常によく、8度の騎乗で②②⑩①①③①④と抜群の相性を誇っています。
4人の騎手には注目していきましょう。

③内枠は切り

夏競馬の最終週に施行される当レース、荒れ馬場が必至であるのか最内枠で勝ったことのある馬が05年のアルーリングボイスまで遡ります
最内の成績は過去10年で見ても(0.0.1.9)2番枠の成績も(0.1.1.8)となり、少しその他の馬番に比べると成績が振るっていません。
荒れ馬場必至の最終週では切ることも視野に入れたほうが良いかもしれませんね。


以上が小倉2歳Sの過去10年のデータです。
今年も夏競馬最終週となります、夏休みが終わりまた秋のG1戦線に向けて一流どころが出てくる季節がやってきます。
その前に一つ馬券をあてて、しっかりと秋の競馬に向けて準備をしていきたいですね。

後程計測した個別ラップを掲載予定ですのでしばらくお待ちください。




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