データ

今週はここまで毎日王冠に関するデータと個別ラップの掲載を行ってきました。
今回は過去5年分のラップ推移とラップ分布を掲載していきます。
各データ予想の役に立てることができれば幸いです、それでは見ていきましょう。








過去5年のラップ推移

ラップ推移

毎日王冠の過去5年分のラップ推移です。
20年のみ稍重での施行であとは良馬場の施行となっています。
良馬場は実線、稍重は点線で示しています。

グラフを見ていきましょう。
点線である20年のグラフは少し他とは違った様子を描いていますね。
良馬場とは違って、ラスト3Fでのペースが上がり切らないといったような波形を描いています。
反面良馬場での波形は、レースの中間程度でペースが落ちて、最後の直線での勝負といったグラフですね。

毎日王冠は秋の東京競馬開幕週に行われることもあってか、良馬場で行われる場合、道中のペースにかかわらず最後の直線の波形は変わらないという特徴を持っています。
さすがに17年ほどまでスローで勝負所からしかペースが変わらないという展開であれば、最後の3Fのペースはかなり上がってくるものの、18年と19年では後者の方が道中のペースは緩まず来ているにも関わらず、ラスト3Fは大きく違いがありません。
開幕週の馬場の恩恵が大きいかなと思える波形となっています。

明日の天気は雨がパラつくのではないかという予報で、現在良馬場まで回復しているものの、明日の馬場に関しては少し渋るかなという方向でも予想を立てていた方が良いかなと思います。
雨が降らず、良馬場のままで耐えるのであれば東京らしく直線での勝負がウェイトを占めてくるかと思います。
逆に雨が降ってしまい、馬場が渋るようであれば、道中のペース次第で消耗戦にもなってくるかなと思います。
開幕週の二日目ということもあって、前残りの可能性も考慮しなければならないと思います。
また雨が降ることでより後方からの脚の伸びも悪くなるといったことも考えていかなければならない難しい現状ですね。

過去5年の馬券になった馬の通過順位は以下の通りです。

21年 13頭中 1着⑩ 2着⑤ 3着④
20年 11頭中 1着④ 2着③ 3着⑤
19年 10頭中 1着⑨ 2着① 3着②
18年 13頭中 1着① 2着⑧ 3着②
17年 12頭中 1着⑦ 2着⑧ 3着⑩

東京競馬場らしく、後方からの末脚を伸ばしてくる馬たちが目立ちますね。
前も残らないことはないのですが、しっかりと末脚を伸ばしてきやすい競馬場であることは明白でしょう。
良馬場であれば本線は後方からの馬ということになるかなと思います。
20年は前がしっかりと残しており、渋った馬場では後方からの脚を伸ばしてくることが少し難しくなるのかなという印象です。
明日は少し渋りそうな印象ではありますので、渋った場合の予想もしっかりと立てておくことが重要かなと思います。



過去5年のラップ分布

ラップ分布
過去5年のラップ分布です。
キレイに右肩上がりの分布を形成しています。
近年は良馬場を見ても、前傾ペースに寄っていき、上りが遅くなっていく様相になってきているようですね。
良馬場であればおそらくではありますが、18年~21年の間に位置するようなレース展開になってくるのかなという印象を受ける分布ですね。
しかし、明日の予報では渋るか渋らないか微妙な位置にあり、20年稍重時のような展開も想定しておいた方がよさそうかなと思います。

現状個人的な予想ですが、渋った馬場は大きく回復が見込めないとみています。




まとめ

以上が過去5年のラップ推移と分布です。

道中のペースがどうであれ、良馬場であれば開幕週の恩恵を受けるのか、ある程度似通ったラストが見れるかと思います。
また当日の馬場状態次第で前から買うのか後ろから買うのかという点が大きく変わってくるかなと思います。
明日は雨が降らずともそこまで馬場は大きく回復しないだろうという考えのもとの想定です。

したがって想定ラップとしましては
「後傾0.5秒~前傾1.5秒」「平均(34.6秒)程度~1秒遅い上り」
としています。
当日の馬場等みて、想定の変更があればまた予想とともに掲載しておきます。



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