データ


今週はエリザベス女王杯に関するデータと個別ラップの掲載を行ってきました。
今回は過去5年分のラップ推移とラップ分布を掲載してい行きます。
各データ予想の役に立てることができれば幸いです、それでは見ていきましょう。









過去5年のラップ推移

過去5年ラップ推移

過去5年のラップ推移です。
すべて良馬場での施行となっており、線種の区別はありません。

グラフを見ていきましょう。
昨年と20年は阪神競馬場で施行がありました、それ以前のグラフに関しましては京都競馬場での施行です。
京都競馬場での施行と阪神競馬場での施行を比べていくと、阪神競馬場での施行のほうが平均的にペースが速くなる傾向にあるようですね。
京都競馬場でのレースは前半のペースが遅く、後半へ進むにつれて急激にペースが上がっていくような
いわゆるヨーイドンが多いことが見て取れます。
反面阪神競馬場でのレースに関しては遅くなっても12秒中ほどまでのペースで、後半速くなるもの、京都競馬場ほど急激にペースがあがってはこないようですね。
阪神競馬場でのレースに関しては消耗戦の度合いが強いかなとみています。

今回も阪神競馬場でのレースということでさらに絞って昨年と一昨年の2年に絞ってみていきましょう。
どちらも似た波を描き、12秒前半程度のややゆったりとしたペースで流れているものの、最終的な上りという意味では一昨年のほうが速く、途中のペースも一昨年のほうが速いですね。
単純なペースの推移という点だけで見れば一昨年のほうがレベルが高く、昨年はレースレベルが低かったのではないかと判断できますね。
阪神競馬場ではペースが一定で上りがかなり速くなるということはなく、坂道を2回登ることもあってスピードの持続力に富んだ馬を狙っていきたいものですね。
スタミナ、パワー、小回り適性が要求されてくるかなと思います。

過去2年阪神競馬場で施行されたエリザベス女王杯で馬券になった馬の4角通過順位は以下の通りです。

21年 17頭中 1着⑦ 2着⑨ 3着⑫
20年 18頭中 1着③ 2着⑫ 3着⑧

4角通過順位で見ると勝ち馬2頭とも3角~4角で大幅に着順をあげてきているという点で共通しており、まくりのレースができる馬などが良い成績を上げているということがわかります。
内回りで直線の短いレースにしては、やや後方からの馬も圏内に届いており、坂を二回登るという点で差し追い込みが決まりやすいという特徴が見て取れます。
現在重馬場であり、今回も同様の傾向ととるかどうかが馬券の買い方を分ける点かなと思います。


過去5年のラップ分布

chart
過去5年のラップ分布です。
すべて良馬場での施行で、馬場状態の表示は省略させてもらっています。
競馬場が過去5年で異なり、それぞれの年で表示しています。

阪神競馬場での施行に比べて、京都競馬場での施行は後傾ラップが大きくなる傾向にありますね。
今年は阪神競馬場での施行ということもあり、少しの後傾~大きく前傾するラップ傾向にあるかなと想定しています。
ただ、すべての年で良馬場施行ということもあり、今回は現状で重馬場になっており馬場の回復も転向的に望めず、前後傾がどうなるかは微妙なところですが、かなり上りはかかってくるものだと思われます。
昨年のようなラップ分布を見せてくるのではないでしょうか。
道中のペースで前傾後傾が大きく分かれてくるかと思います。


まとめ

以上が過去5年のラップ分布と推移です。

過去2年は阪神競馬場での施行で、どちらも良馬場の施行でしたが、今年は馬場が完全に渋っており天候的に回復は見込めないため、異なったラップ分布を描くと思われます。
本日のレースを見直して、同程度の馬場でどちらが有利かということを考えて予想に反映していこうかと思います。

想定ラップとしましては
「中間~前傾ラップ3秒程度」で「平均(35.8秒)程度~2秒遅い上り」
としています。

正直なところ参考になるラップがなく、かなり広いラップ想定となってしまいました。
阪神競馬場での2年を見て良馬場であれば、中間程度のラップであること、今日の渋った馬場を考慮して上りがかかるという点から上の想定としています。

後程今日のレースの内容を踏まえて予想を掲載させていただきます。




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