フェブラリーSはレモンポップの勝利でしたね。
若駒のころからダート一本で着実に勝利を積み重ね、重賞初制覇とG1初制覇を連続で成し遂げました。
ジワジワとクラスをあげていき、とうとう日本一の称号を手にした喜びはたまらないものでしょうね。
まだダート馬としては成長の余地もあるかもしれません、これからのダート界を背負って立つ存在になっていってほしいものです。
それでは結果を見ていきましょう。
2023フェブラリーS 結果
掲示板までの結果を掲載します。
ラップタイム:前3F 34.6 中2F 24.5 後3F 36.5
ラップ :「前傾2.4秒」「平均(36.4秒)より0.1秒遅い上り」
1着 レモンポップ 坂井瑠星
2着 レッドルゼル 川田将雅
3着 メイショウハリオ 浜中俊
4着 ドライスタウト 戸崎圭太
5着 アドマイヤルプス 内田博幸
先行争いが激しい中、少し後ろを追走していたレモンポップが直線を楽な手ごたえで抜け出し、レッドルゼルやメイショウハリオといった後方勢の追撃を振り切り、勝利しました。
先行争いが激しく、ペースが上がった中でしっかりと残し、価値ある勝利かと思います。
差し追い込みが有利な東京競馬場で、そのうえ先行に厳しいと思われるペースの中での勝利と、内容も文句なしに強いものでしたね。
これからのダート界を席巻していってほしいものです、スターホースになり得る内容だったと思います。
レッドルゼルは好スタートを切ったものの、位置を下げていき、最後の直線で急追を見せましたが、1馬身と少し及ばず、悲願のG1戴冠はなりませんでした。
最後の直線での末脚は見事なもので、展開は後方の馬に向いたものの、他の馬を置き去りにする脚を見せています。
馬齢としても厳しいものはあるかもしれませんが、何とか一つG1のタイトルをとってほしいものですね。
メイショウハリオは出遅れの躓きと踏んだり蹴ったりでしたが、直線ですさまじい末脚を見せ圏内を確保しています。
全く同条件で走れたとすれば、出遅れていなければ勝っていたでしょう。
ドライスタウトは4歳と若く、出遅れを考慮すると前3頭とは少し差があるものの、これからの成長が楽しみですね。
アドマイヤルプスは低評価ながら5着と健闘しましたね、ペースとしては前傾が大きいほうが良いかもしれません。
予想印を打った馬の成績
◎レッドルゼル 2着〇テイエムサウスダン 14着
▲レモンポップ 1着
☆ソリストサンダー 8着
レッドルゼルが好スタートを切って、そのまま・・・と思ったら下げてしまい、少しがっかりしたのですが、結果的に見てさすがの川田騎手でした。
圧倒的な末脚を見せており、他馬を完全に圧倒していたのですが、レモンポップをかわすには至りませんでした。
もう少し前目で道中運んでくれれば・・・とレース後思ったのですが、脚が溜まりきっての内容であればレモンポップが現状は一枚上手なのかなと思います。
後方寄りの馬が上位に多く、展開としては向いていたので差し切ってほしかったなぁ、という印象ですが、ドバイで雪辱してもらいましょう。
テイエムサウスダンは勝ち馬と同程度の位置取りから、レースが進み少し後ろに下げる形で直線へ向かったものの、まったく伸びませんでしたね。
鞍上がペースが速いと感じて下げたのか、キレる脚がない馬と評価していたので、どのみちという感じでしょうか。
少し低迷が続いていますね。
レモンポップは終始触れていますが、強かったですね。
レースの展開としては、差し追い込み勢に向いたものとおもいますが、その中で先行し、しっかりと勝利と文句のつけようのない出来でした。
今回のレースでは1枚上手だったように感じます。
これからのダート界を引っ張っていく能力の高さを示しました。
鞍上も昨年から続いて3つめのG1タイトルと飛躍しています。
ソリストサンダーは昨年の本命馬だったのですが、さすがにそろそろ力の落ちが隠せなくなってきたように見えます。
もうひと踏ん張りしてほしいですね。
今週は今年初の芝G1へ向けて、阪急杯のタイムを計測していこうと思います。
宮杯へ向け、有力馬の発見に努めていきましょう。
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