今週は関屋記念のデータを掲載していきます。
夏競馬もいよいよ終わりが見えてきましたね。
関屋記念、札幌記念などを終えると、ローカルの競馬場から中央4場へ開催を移しまたいつもの様相へ戻っていきます。
夏競馬ではリベンジをかましたいものですが、今年もまだ夏競馬にいいようにやられています。
ここからまだまだ逆転の望みはありますので、しっかりと予想していきましょう。
それではデータを見ていきましょう。

新潟競馬場1600ｍ特徴

新潟競馬場1600ｍは向こう正面少し右からスタートし、半周ほどを回るコースです。
3角までの距離は約550ｍと長く、最後の直線も658ｍと中央10場の中で最長距離を誇ります。
3角～4角はスパイラルカーブで直線で馬群がばらけやすくなるでしょう。

特徴は言うまでもなく、最長距離を誇る直線でしょう。
直線が長く、国内での活躍しているサンデー系統の血統が得意とするコースですね。
また向こう正面～3角の間で直線が長く、先行争いが激しくなると思われます。
3角地点が新潟競馬場で最高地点となり、コースの起伏はさほど大きくありません。
スピードの能力が必要となるコースです。

関屋記念　データ

上位人気馬の成績から見ていきましょう。

1人気（3.2.3.2）
2人気（1.0.1.8）
3人気（1.0.2.7）

複勝率では1人気が8割、2人気が2割、3人気が3割となっています。
過去10年の勝ち馬のうち5頭を上位人気馬で排出するにとどまり、上位人気馬の成績としては勝ち数にやや不満の残る数字となっています。
3着内を見ても、1人気以外の上位人気馬はほとんど顔を見せることはなく、上位人気馬の中でも、1人気とそれ以外という考え方をするべき数字でしょうね。
その他の年は4人気が4勝、7人気馬が1勝を挙げています
過去10年の馬券圏内30頭中1～3人気の上位人気馬が13頭、4～9人気の馬が16頭、二桁人気の馬が1頭となっています。
割合だけ見ると、中位人気の馬～穴目の馬が馬券内を半分以上占めており、ここに妙味がありそうですね。
二桁人気馬の大駆けという点では少なく、過去10年で1頭だけと寂しい感じですね。。
配当面を見ていくと3連単配当で10万を超えてきたのは10年で2回とさほど大きく荒れるという印象はありません。
これを5万円までスパンを広げても、10万超えの2回を含めた4回とあまり大きな配当は期待できそうにありませんね。。
中位程度の人気の馬から妙味のある馬を見つけていきたいですね。


①好走馬の大半が単勝オッズ15倍以下

タイトル通りですね、境目は15倍という印象です。
大半はある程度人気を集めている馬の好走という印象が強い当レースですが、馬券圏内30頭中の5頭が例外として挙げられます。

22年　シュリ　　　　　　2着
21年　カラテ　　　　　　2着
20年　トロワゼトワル　　2着
16年　ダノンリバティ　　2着
15年　ヤングマンパワー　3着

以上が例外として15倍以上の低オッズで馬券内に好走した馬たちです。
また脚質を見ると21年のカラテ以外に関しては逃げているか、もしくは先行で、かなり前からの競馬を進めていた馬でした。
新潟ということで印象としては直線を決め手にする勝負と思いがちではありますが、逃げ先行馬に不人気馬の好走のカギがあるかもしれませんね。


②距離延長での臨戦は危険

臨戦過程を見ていきましょう。

短縮組　(3.3.2.33)
同距離組(6.7.6.79)
延長組　(1.0.2.18)

大きく割合は変わってきませんが、好走している数が違いすぎますね。
同距離組と短縮組に関してはそこそこ期待ができる数を残していますが、延長組だけ、少し割合の面でも数字の面でも劣っています。
臨戦過程に注目してみていきましょう。


③3歳馬は人気に比べて

夏場の重賞では活躍が目立つ3歳馬ですが、当レースにおいては成績が(1.0.2.7)と複勝圏は3割を超えているもののやや見劣りのする数字ですね。
それでも割合で見ると買いたいとなる人もおられるかと思います。
ただ、人気を裏切ることが多いようで、

21年　ソングライン　　　   1.8倍(1人気)　3着
19年　ケイデンスコール　   4.8倍(2人気)　14着
18年　プリモシーン　　　   4.1倍(1人気)　1着
　　　フロンティア　　　   8.4倍(6人気)　11着
17年　オールザゴー　　　26.3倍(10人気)　13着

過去5年を見ると、上のようになっており、コスパというかそういう側面で見ると費用対効果が悪いと見えますね。
過去にはヤングマンパワーが9人気で3着に入ったりと活躍もあったのですが、近年の流れとしては3歳馬を買うには費用対効果が悪い印象がぬぐえないということを覚えておきましょう。

以上が過去10年の関屋記念のデータとなっています。
気が付けば夏競馬も終わりが見えてまいりましたね。
夏の甲子園も始まり、暑い季節が過ぎ去っていこうとしています。
子供はそろそろ夏休みの宿題に追われている頃でしょうか？
私もそろそろ夏競馬の馬券を当て、夏競馬で勝利するという宿題に追われ始めてきました。
ラストスパートかけていきたいと思います。


今週も穴寄りの馬から独断と偏見で一番可能性のある馬をチョイスしていきたいと思います。

後日計測した個別ラップを掲載予定です。


その他競馬の情報は↓をどうぞ

中央競馬ランキング



にほんブログ村