結果用

エリザベス女王杯はブレイディヴェーグの勝利でしたね。
3歳ながら古馬相手にしっかりと勝ち切って、1人気の重圧をはねのけ重賞初勝利のG1初勝利となりました。
世代としてはリバティアイランドが大きく取り上げられることが多く、日陰者ではありましたが、今回で日の目を見ることができました。
古馬混合ということで場合によっては世代戦以上に価値のある1勝といえるでしょう。
ここからまたリバティアイランドだけじゃないということを見せていってほしいですね。
それでは結果を見ていきましょう。




2023エリザベス女王杯 結果




掲示板までの結果を掲載します。

1着 ブレイディヴェーグ ルメール
2着 ルージュエヴァイユ 松山弘平 
3着 ハーパー      川田将雅
4着 ライラック     戸崎圭太
5着 ジェラルディーナ  ムーア

ブレイディヴェーグが前寄りの競馬から脚を伸ばしての差し切り。
直線入り口で前目の馬に展開が向きましたね、やや外寄りのほうが伸びるかなというところでしょう。
しっかりと伸びる進路の確保と、展開として前目の確保と名手のエスコートが光りました。
直線に入ると後は末脚を伸ばすだけという内容でしたね、強い競馬だったと思います。
これでルメール騎手は1週あけてのG1連勝となりました。
前回が非常に後方寄りの競馬だったのですが、今回は前目の競馬と脚質の自在性もあり、そのうえで末脚も持っているという強い馬ですね。
競馬の引き出しは多くいろいろと試すことができ、どれも高いレベルでの競馬となっていますので、大崩れのないタイプでしょうか。
前でも後ろでもどんとこいという印象です、ルメール騎手は手が合いそうですね。
ここまで今日のエリザベス女王杯を含めてデビュー後5戦しか走っておらず、こちらもまたリバティアイランドとの決戦が楽しみですね。
一足先に牝馬限定戦ではありますが、古馬混合G1を勝利し、リバティアイランドの一歩先に出ています。
いつになるかはわかりませんが、速く見たいものですね。
G1初勝利おめでとうございます。

2着のルージュエヴァイユは真ん中後方からの競馬をみせ、4角はロスなく内を回り末脚を伸ばすも、1馬身程度での2着。
いやーうまい立ち回りでしたね、直線が外寄りのほうが伸びていたのは当日のレースを見て知っていたので、インを突いての経済コースを通った時点で終わったのかなと思ったのですが。
坂の下りを利用しての直線とあって、膨れる馬が多かったですね。
インを突きながらも、直線入り口では伸びる進路の確保はしれっと成功していました。
周りのペースをうまく利用した、京都ならではの乗り方だったと思います。
残念ながら実り切りませんでしたが、連対は確保と上々の出来でしょうね。
ただこれで重賞を3連続で2着と完全にシルバーコレクターと化してしまっていますね・・・
十分にG1を勝てる能力はあると思います、ここから何とか一つでもとってほしいものですね。

3着ハーパーは普段通り、前目からの競馬を進めていき、直線では早めに追い出しをかけるも、キレ負けての3着でした。
ロングスパート気味になったことが功を奏したのかなとみています。
全体的にもう少し追い出しが遅くなっていたら普通にキレ負けしていたと思いますね。
残り800m程度からペースを上げていく馬が多く見られ、純粋なキレ味勝負ではなかったことがハーパーにとっては良かったのでしょうね。
1.2着馬にはしっかりと差し切られてしまったものの、着内は死守しています。
世代的にリバティアイランド以外の馬の実力に疑問符が残る点はあってですね、先の府中牝馬Sでオークス5着であった世代トップクラスといえるシンリョクカが10着であった点からもしかしたらあまり強い世代ではないのかも・・・と思っていた点はありました。
1着ブレイディヴェーグと3着のハーパーという内容で杞憂に終わりそうですね。
ハーツクライ産駒ですのでここからの成長に期待していきたいですね。

4着ライラックは後方寄りの競馬を進め、最後は直線で馬場を捌きながら、追い込みを見せるも4着でした。
内容としては一番強い競馬を見せたのはこの馬かジェラルディーナ、サリエラ当たりではないでしょうかね。
完全に向いていない展開の中であわやというところまで来ているという点で非常に強い内容の競馬だったと思います。
ムラの大きい馬ですが、得意条件であれば一線級とも渡り合えるというよい例かと思います。
来年もまだ老け込む馬齢ではないので、出走を期待したいですね。


5着ジェラルディーナもライラックと同様に強い内容の競馬だったかなと思います。
ライラックよりさらに外を回りロスが大きかったのですが、こちらもあわやというところですね。
こちらも得意条件であればという良い例ですね、こちらはライラックほどのムラはありませんが。
走るツボというものを見つけ切ればよい競馬ができそうですね、来年はどうかわかりませんが、こちらも期待しています。

予想印を打った馬の成績

◎ルージュエヴァイユ 2着
○ジェラルディーナ    5着
▲サリエラ         6着
☆アートハウス    13着

本命ルージュエヴァイユは良いエスコートと良い能力を持っていました。
実力的には十分届く範囲だと思います、今後も期待していきたいですね。
ジェラルディーナも走るツボを押さえていきたいですね、坂道ない競馬場のほうが良いとみていますが・・・

サリエラは上で少し触れましたが、後方からの競馬で展開は向かず、直線はロスの大きい大外ブン回し・・・とことごとく向きませんでしたね・・・
ただ勝った負けたは置いておくと強い内容の競馬だったと思います。
次回出てきたときに狙っていきたい一頭ですね。

アートハウスは前残りあるかなと思ってこの位置の印を打ちました。
直線に入ったときの差を見た時に逃げ切れる差かな?と思ってのですが・・・
ちょっと最後止まっちゃいましたね、メチャクチャ速かったかと言われるとどちらかといえばペースは遅かったので、距離が長かったのか、それともロンスパみたいになって脚を使ってしまったのか・・・
またどこかで条件合うところで出直しですね。


以上がエリザベス女王杯の結果でした。
リピーターの強いレースですので、一番内容の良い馬を本命に、それ以外はリピーターを中心に馬券を組んだのですが・・・
京都戻ったのもあったのか若干傾向とは違った結果になったのかなぁと思います。
非根幹距離、オークスを除くと牝馬では最長距離と特殊な条件下で行われるレースとあって、適性が非常に重要になるだろうと思い、適性重視の予想となっていました。

今週はマイルチャンピオンシップタイムを掲載させていただきます。






↓クリックで応援をお願いします。


中央競馬ランキング


にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村



PVアクセスランキング にほんブログ村