結果用

ダービーはダノンデサイルの勝利でしたね。
皐月賞はレース直前に、出走除外となり悔しい思いをしたのですが、ここで最高の結果が待っていましたね。
無理を押しては出走せず、臥薪嘗胆の思いで準備をした結果がしっかりと出ましたね。
先行していき、しっかりとポジションをとり、Cコース変わりで内前有利の馬場やペースも味方してくれました。
最後はジャスティンミラノやシンエンペラーの追撃もどこ吹く風という感じで勝利を挙げました。
それでは結果を見ていきましょう。




2024東京優駿 結果




掲示板までの結果を掲載します。

1着 ダノンデサイル   横山典弘
2着 ジャスティンミラノ 戸崎圭太
3着 シンエンペラー   坂井瑠星
4着 サンライズアース  池添謙一
5着 レガレイラ     ルメール


ダノンデサイルが先行していく競馬から内々の経済コースをロスなく回り、最後は抜け出しての勝利。
これ以上ない騎乗内容とそれに応えたダノンデサイルの素晴らしい化学反応でしたね。
Cコース変わりでそれまでの芝のレースを見る限りでは、相当な脚がないと後ろからは厳しいかという内容のレースが多かったですね。
まずは前有利という点で先行し、内々の経済コースを回ることに徹底した好騎乗だったと思います。
それからこれはヤネの力ではないのですが、かなり緩いペースで流れていたところに運もありましたね。
最後はキレ味も併せ持つジャスティンミラノを退けて、7906頭の頂点に立ちました。
いろいろと向いた展開になったことに関する運の面、またヤネがひたすらにジャスティンミラノにプレッシャーをかけ続けたことや徹底した経済コースの選択、何より様々な要素に応えたダノンデサイルという馬を含めたすべてが素晴らしかったですね。
下馬評を覆してのとは言いますが、グリグリ一番人気の皐月賞馬と直接対決はなかったのですからと言わんばかりの快勝でした。
改めて京都2歳S組がレベル高かったのだなぁという印象を受けるレースでした。
横山典弘騎手も皐月賞の決断は間違っていなかったと胸をなでおろしたことでしょう。
これでダノンデサイルは初G1が日本ダービーでの戴冠となり、横山典弘騎手は14年ワンアンドオンリー以来のダービー制覇となりダービーを3勝目。
一旦、夏で全休でしょう、しばらくの間おそらくは顔を見ることはできませんが、秋を楽しみにしておきましょう。


2着ジャスティンミラノはいつも通りの先行策から、直線へ向かいました。
最後は横綱競馬でしっかりと抜け出しての内容でしたが、前に一頭いましたね。
ダノンデサイル以外の馬には完勝していますので実力は疑う余地はありませんが、ダノンデサイルやシックスペンスにプレッシャーをかけられ続け、うまく動けなかったという印象でしたね。
結果的にかなり緩い流れでしたので、皐月賞とは対極のレースだったかなぁと思います。
ですので結果論ではありますが、サンライズアースやコスモキュランダが動いたと同時に動いていればまだ・・・と思いますね。
やはり近い場所に勝ち馬や上りが鋭いシックスペンス、その他有力馬にもプレッシャーをかけられた状態では非常に動きにくかったと思います。
こちらも結果論ですが、あそこで動かなかったことが結果として敗戦を決定づけてしまったかなぁと思います。
「良い騎乗」で勝てるレースは多くあるでしょうが、ここダービーというような舞台では腹をくくって「最高の騎乗」を狙ってくる騎手も多くいることでしょう。
もちろんのこと騎手だけで競馬をするわけではありませんので一概には言えませんが、今日に関しては「最高の騎乗」を狙って「最高の騎乗」をしたダノンデサイルのヤネにやられたという展開ですね。
正直言って能力的には着差ほどの差はないかと思います。
「良い騎乗」に徹した戸崎圭太騎手と「最高の騎乗」でひっくり返した横山典弘騎手の差でしょうかね。
ダービー制覇はまだ先かなと思える内容でした、今後のめぐりあわせもあるでしょうしね。
次走また期待しています、能力は間違いないので、あとはいいタイミングで爆発させるだけです。
夏は全休でしょう、秋まではまたゆっくりと英気を養ってもらいましょう。


3着シンエンペラーはちょっと立ち遅れたような印象を受けるスタートでしたね。
私の本命だったのですが、前目から行くと思っていたので、立ち遅れて中団位置少し前につけたあたりで少し不安がありましたね。
個人的な意見ですが、もう1枚か2枚前につけてほしかったです。
最後は溜めに溜めて脚を余してしまったかなぁと思います。
立ち遅れず、しっかりと先行していけたのであれば、勝ちまで見えたかと思います。
今回に関しては勝ち馬の立ち回りが非常に有効だったので、微妙なところでしたが・・・
当初、レース前は差し馬中心視していましたが、当日のレースを見て、急遽の本命抜擢でした。
本当に立ち遅れたのが非常にもったいなかったですね、ペース的にもあと数段前で十分勝負できていたと思います。
こちらも夏は全休でしょうね、また秋の前哨戦を楽しみにしておきましょう。


4着サンライズアースはスタートは非常に良かったように見えましたが、最後方からの競馬でしかも捲ってくるというチグハグ感のある競馬でした。
しかしながらゆったりと流れていることが体感で分かったのでしょうね、最後方から一気に先頭へ追い取りでて、直線前にやや失速したのでああ終わったかと。
しかしながらここからジワジワと脚を伸ばしてまさかの4着と面白い競馬でした。
こちらジャスティンミラノの戸崎圭太騎手とは対照的にしっかりと動いての競馬でした。
池添謙一騎手と言えばグランプリや大舞台での活躍は競馬ファンならご存じなところでしょう。
やはり腹をくくって「最高の騎乗」を目指す方が、人気に対しての結果はよく見えますね。


5着レガレイラはかなり後方からの競馬を展開。
直線入り口で外へスライドしていき、ロスがかなり大きかったですね。
これがスムーズに外へ出せていればかなり面白かったのではないかなぁと思える内容でした。
33.2秒の上りを見せ、東京での強さを見せました。
今後はまた牡馬とやりあうのか、それとも牝馬戦線に戻すのか楽しみなところですね。


予想印を打った馬の成績


◎シンエンペラー   3着
〇シックスペンス   9着
▲ジャスティンミラノ 2着
☆アーバンシック   11着

シンエンペラーは最初と直線でふらふらしているロスがなければ勝ちまであったかなぁという感じでしたね。
ジャスティンミラノも非常に強い内容でした、能力は疑いようもありません。

シックスペンスは上でさんざん述べた、サンライズアースが動いたところでポジションを下げてしまったので、ここでどっちみちという感じでしたね。
最後の直線でよられてという不利はありますが、まぁなくてもさほど変わらないかなぁという印象です。
キレ味は抜群に良いと思いますので、しっかりと活かせるタイミングでまた見たいものですね。

アーバンシックは後方からの競馬で、レガレイラと同進路、位置取りは一枚後ろとさほど大きくない差のもと同時くらいに追い出したのですが・・・
レガレイラに少し離されいいところなくでした。
スローペースの後方ということで脚は間違いなく溜まっているはずなので、止まらなかったなぁという印象を受けるレースでした。
またこちらももっと向く馬場があると思います。

以上がダービーの結果でした。
戦前は差し馬を評価していたのですが、当日の馬場や展開を見て急遽◎をシンエンペラーに変更してよかったです。
合わせて、先行できるジャスティンミラノも評価をあげてと・・・悪くない予想ではありましたが、ダノンデサイル抜けでしたね・・・
3列目かなり広げたのに・・・笑
馬券の買い方が下手すぎるので誰かご教授願いたいところです。

牝馬同様に3冠馬の誕生はなくなりましたね。
上位の馬はほとんどが夏は全休でしょう、3歳の勝負はまた秋頃に持ち越しですね。
ジャスティンミラノが断ち切ったと思った混戦模様にまたダノンデサイルという馬が勝利し、条件や環境次第ではまだまだひっくり返る着順がありそうですね。
秋口の成長や別路線からの臨戦が楽しみですね。

今週は安田記念のタイムを計測掲載していきたいと思います。


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