結果用

函館SSはサトノレーヴの勝利でしたね。
開幕週のセオリー通り、先行していってのチョイ差しで押し切りでしたね。
他の先行馬より若干ではありますが、上りが速く、しっかりと開幕週の利点をものにしたという印象を受ける勝利でしたね。
スムーズに競馬をできており、秋のスプリント戦に期待の持てる内容でした。
今後も秋のG1初戦はスプリントということもあって、夏競馬には注目していきたいところですね。
それでは結果を見ていきましょう。




2024函館SS　結果




掲示板までの結果を掲載します。

1着　サトノレーヴ　　　　浜中俊
2着　ウイングレイテスト　松岡正海
3着　ビッグシーザー　　　坂井瑠星
4着　サウザンサニー　　　菱田裕二
5着　オタルエバー　　　　角田大河

開幕週の利点をしっかりと活かし、先行したサトノレーヴが完勝。
内枠、開幕週、短い直線といった様々な利点を活かし切ったという印象ですね。
最後は前もあいて、問題なく伸びてきましたね。
前半600ｍが33.4秒で後半半分が35秒と短距離らしく、シビアな流れで、開催が進んでいれば差しが決まりそうなペースでしたね。
いろいろな要素は味方していたと思います、ペースは後方向きかなぁというペースではありますが、上でも触れた通り、開幕週、内枠経済コースでの道中、短い直線等々・・・
その他の馬もまだまだ逆転の要素を多分に含んでいるレースだったかなぁと思います。
こういうとサトノレーヴを批判するような書き方になりますが、決してレベルが低いであるとかそういうことではなく、ビッグシーザーを物差しにするならば高松宮記念でもそこそこやれていたかと思っています。
ただビッグタイトルに手が届くかどうかといわれると函館SSのメンツではもう少し離して勝利したかったかなというのが正直な感想です。
何はともあれ、重賞初VとG1へ向けての視界は良好となりました、しっかりと余念のない調整を行ってもらい、秋のビッグタイトルでの下剋上を目指してもらいましょう。



2着ウイングレイテストも先行していき、サトノレーヴと同位置からの競馬でしたね。
こちらも開幕週らしくしっかりとポジションをとっていきましたね。
ただサトノレーヴと比べて、外々を回されたことが痛かったかなと思います。
直線で脚が余らなかった事、直線入り口でペースをあげざるを得ず、外へ膨れてしまい仕掛けで後手を踏んだ感があったりと、割とスムーズに来ていたのですが、サトノレーヴよりは走っていた位置的に厳しかったかなと思います。
斤量面でトップハンデである59㎏を背負わされていたことや、走らされていた位置等を加味すると強い競馬ができていたのは勝ち馬よりウイングレイテストではないかなとも思います。
7歳といつ引退をしてもおかしくない馬齢ではありますので、何とかビッグタイトルをという感じでしょう。
次走はまたスプリントシリーズでも面白いかもしれませんね。



3着ビッグシーザーはサトノレーヴやウイングレイテストの一枚後ろの位置から競馬。
最後は外へスムーズに出してよく伸びたものの、大勢決した後の追い込みで少し脚を余してしまったかなという感じのレースでしたね。
上位2頭のほうが道中のポジションが良く、やはり開幕週の利点がもろに着順に出たなぁと思います。
脚は良く伸ばせており、もう少しやりようはあったのかなぁとみています。
上位二頭も十分に逆転できる圏内だと思います、まだ成長途上ですのでしっかりと逆転を目指してもらいたいものです。

4着サウザンサニーは唯一後方から脚を伸ばしてきた馬でしたね。
かなり後ろからの競馬ではあったのですが、直線入り口では最内を通って、距離ロスをなくしています。
若干前が開くのを待たねばならなかった感はあります、ここのロスがなければ着内はあったのかなぁと思います。
この馬の評価は難しいところかと思います。
単純に開幕週の中、唯一後方から脚を伸ばした点で強いという評価ができることと、逆にスムーズな競馬ができており、上がり目はないだろうという評価ができることの2点が評価を分けるところと思います。
個人的にはですが、スムーズな競馬ができているという評価でして、開幕週を加味すると、直線で突いた内も伸びると踏んでおり、サウザンサニー＜ビッグシーザーという評価を下しています。
また次走でこの評価を覆すような活躍を期待しています。


5着オタルエバーはビッグシーザーと同程度の位置で内寄りを進んでいく競馬でした。
最後の直線では前がつまり、外へ進路変更するロスが大きかったかなぁと思います。
スムーズであれば連対までは見えているのではないかなという見方をしています。
こちらもサトノレーヴと同じく、様々な要素は味方していたと思います。
ロスがなければ・・・という競馬でしたね。



予想印を打った馬の成績


◎ウイングレイテスト　2着
〇アサカラキング　　　9着
▲カルネアサーダ　　　16着
☆シナモンスティック　11着

ウイングレイテストは良かったです。
外を回されていなければなぁと思います。

アサカラキングは開幕週のことも加味してのこの評価だったのですが・・・
ハナが取れないと脆いかなと思っていましたら、ハナが取れませんでしたね。
ペース的には問題ないと思っていましたが、ハナが取れないだけでここまで何もできなくなるとは思いませんでしたね。
どういう競馬であっても全力でハナを取りに行かないとどうしようもないですね。

カルネアサーダも前目から競馬できると思いましてのこの位置でしたが・・・
直線では蓋をされて、何もできず、蓋をされずともどうしようもなかったレベルでした。

シナモンスティックも速くタフな競馬で前目から進めてもらえれば一発と思ったら、真ん中ほどから競馬でして、こちらもキレる脚はもっていませんので、どうしようもなく・・・


以上が函館SSの結果でした。
7歳馬の成績は微妙なところだったのですが、ウイングレイテストはよく頑張ってくれたと思います。
その他の重い印を打った馬たちが全滅していますが・・・
秋のG1初戦に向けてこれからもサマースプリントシリーズは注目していきたいところです。

今週はタイム計測をいったんお休みさせていただきます。
データや予想は掲載しますのでよろしくお願いいたします。



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