結果用

マーメイドSはアリスヴェリテの勝利でしたね。
Dコース変わりで内前の残りやすい馬場と、軽斤量をもってしっかりと逃げ切りました。
非常によい騎乗だったと思います、これ以上ない快勝でしたね。
1000m通過は58.3秒と速いペースであったのですが、最後の1Fまでペースをほぼ落とさずに回ってきましたね。
番手以降の馬が楽に逃げさせてしまった感はありますが、1000m通過がこのタイムでは責められないという印象ですね。
鞍上本人もわかっているところではあると思いますが、軽斤量のなせる技だったと思っています。
軽斤量から通常の斤量になったときにどういった騎乗をできるかが課題となってきそうですね。
何はともあれ、人馬ともに重賞初制覇おめでとうございます!!
それでは結果を見ていきましょう。




2024マーメイドS 結果




掲示板までの結果を掲載します。

1着 アリスヴェリテ  永島まなみ
2着 エーデルブルーメ 川田将雅
3着 ホールネス    西塚洸二
4着 ファユエン    菊沢一樹
5着 ラヴェル     坂井瑠星

最軽量、Dコース変わりといった様々な好条件を活かしての逃げ切り勝ち。
いろいろと好条件が重なりましたね、それでもここまで離して突き抜けるとは思いませんでしたが・・・
冒頭でも触れましたが、1000m通過を58.3秒で回ってきており、すでにかなり速いなぁと思っていましたが、そのペースをほぼ落とさずに回ってきており、これでは誰も追いつけないといった印象でしたね。
鞍上は非常にいい騎乗だったと思います、何度も言いますが好条件は重なっており、逃げ切る土台はありました。
しかしながら、最後の1Fは12.5秒と脚があがっているといっても過言ではなく、ギリギリのペースを見極めたあたりは鞍上の技量だと思います。
脚があがり切らないペース、直線までのセーフティーリード等、技術の高い騎乗だったかなぁと思います。
あとは軽斤量での結果ですので、純粋にねじ伏せたとは言い難いところですね。
これは鞍上も関係者もよくわかっていることでしょう、ここからまたケイコを積んで頑張ってもらいたいものです。
人馬とも初の重賞制覇おめでとうございます!!


2着エーデルブルーメは後方からの競馬だったのですが、かなり離して逃げるアリスヴェリテを見るや、ジワジワとポジションを上げて、直線前には前目のポジションをとり切っていましたね。
脚を溜めながらも、ポジションを押し上げ、しっかりと勝負できる位置まで持ってくるあたりはさすがのトップジョッキーだったなぁと思います。
脚の溜まるペースでポジションをジリジリと上げていくというのは非常に絶妙なバランスが要求されるのではないかなぁと思います。
最後はアリスヴェリテには完敗でしたが、連対とその他の馬は完封していますので、人気にはそこそこ応えたかなと思います。
惜しむらくは軽斤量の逃げ馬がいたことでしょうね、また活躍を期待しています。


3着ホールネスは中団後方からの競馬でした。
最後の直線ではかなり良い末脚を発揮していましたね。
外へ膨れるロスもありながら、エーデルブルーメのクビ差までもってきています。
もう少し前で競馬を進めていればどうだったかという点を見てみたかったですね。
脚がたまらずという可能性もありますが、若干余したようにも見えますので・・・
こちらもまたケイコを積んで下級条件からのやり直しという感じでしょうか。
重賞でも十分にやれるところは見せたので、今後も楽しみです。

4着ファユエンは後方からの競馬でした。
最後方から膨れながら直線へ入って、すさまじい脚を見せてくれましたね。
今回のレースでは唯一の33秒台であがっており、上り2位とは0.4秒の差をつけており、いかに抜けた末脚を繰り出していたかがわかるかと思います。
こちらももう少し前で道中を過ごしてほしかったです。
落馬に巻き込まれた影響等は特になさそうでよかったです。


5着ラヴェルは中団後方、ホールネスと同程度の位置取りで競馬を進め、最後の直線でも脚を伸ばしてきましたね。
よく脚を伸ばした直線でしたが、同程度の位置取りで競馬を進め、最後の直線では距離ロスの大きかったホールネスに外からかわされており、実力的にはまだ今一つといったところでしょうか。
アルテミスステークスでリバティアイランドに勝ったこともある馬ですので、またレースを賑わせてほしいものです。

予想印を打った馬の成績


◎コスタボニータ  10着
〇セントカメリア  6着
▲アリスヴェリテ  1着
☆タガノパッション 15着

アリスヴェリテはここから斤量が重くなってくるところで本当の勝負といったところでしょう。
ひとまず重賞初制覇です、おめでとうございます。

コスタボニータはスタートで後手を踏んで万事休すでしたね。
メチャクチャキレる脚をもっているわけではなかったので、後方から競馬を進めた時点で・・・
マスクトディーヴァで出遅れた時とは違い、後方で脚を溜める形となったのですが、直線入り口京都の内回りであの位置ではちょっと・・・
前走も鞍上が捌けず、馬の力で勝ったようなものでしたので、馬が遅れればこの結果は納得です。
前走の強い内容を見せた馬を信用しましたが、残念でした、また次走に期待しています。


セントカメリアも後方からの競馬でしたが、コスタボニータよりは若干マシ程度の位置取りでしたね。
末脚はよく、鞍上のさばきもよかったですが・・・
ちょっと後ろすぎましたね、さすがに届きませんでした。
ただ見どころのある末脚で、鞍上の腕がついてくれば非常に面白い存在になるかと思います。
今回は少し脚質的にノーチャンスでしたね。

タガノパッションはいい位置だったと思うのですが・・・
直線では全く伸びずでしたね、ズルズルと下がっていっての入線でした。
鞍上が「走る気分じゃなかった」という旨のコメントを残していますので、特に故障とかではなく安心ですね。


以上がマーメイドSの結果でした。
マーメイドSにしては堅い決着となり、やや肩透かしを食らった気分です。
来週の宝塚が大荒れすることを願っておきましょう。

今週は前半戦最後のG1グランプリレース宝塚記念のタイムを計測、掲載していきます。
上半期最後のG1をしっかりととれるよう頑張っていきましょう。



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