見解用

今週は函館記念のデータを掲載していきます。
函館最終日です、今年の函館競馬場は12日で開催を終えることになります。
函館の最終日を飾る重賞は函館記念で、ハンデ重賞となっています。
ハンデ戦とあって荒れる重賞と名高い函館記念、最終日に残り福といきましょう。
毎年の如く二桁人気の馬が好走をしており、夏競馬らしさ前回の一戦です。
それではデータを見ていきましょう。





函館競馬場2000m特徴

函館2000


函館競馬場2000mは正面スタンド前直線の右端、4コーナーポケットからスタートします。
直線の半ばまで下り坂を走り、1角~2角半ばまででさらに下りっていきます。
1角の終わりが函館競馬場では最低地点となっており、2角終わりからは緩い上り坂が3角終わりまで続きます。
4角から最後の直線半ばまでは緩い下り坂で、直線半ばからはゴールまで平坦となっています。
スタートから1角までの距離は約475mで最後の直線距離は約260mとなっています。

最大の特徴はやはり洋芝であるということでしょう。
芝が柔らかく非常に時計のかかる馬場となっており、欧州血統のパワータイプの馬が活躍する傾向にあります。
同じく洋芝が使用されている札幌競馬場に比べ緩やかではありますがコースの起伏があり、パワーに加えてスタミナが要求されます。
さらに中央競馬10場の中で最短の直線と先行力も問われるレースとみてよいでしょう。

サンデーサイレンスの系統が人気になりがちな日本競馬では上位人気が不振な理由もうなずけます。
欧州血統のパワータイプでスタミナ豊富な先行馬が狙い目になってくるかと思います


函館記念 データ

上位人気馬の成績から見ていきましょう。

1人気(2.1.0.7)
2人気(2.0.1.7)
3人気(2.0.2.6)



複勝率は1人気が3割、2人気が3割、3人気が4割となっています。
過去10年の勝ち馬のうち6頭を上位人気馬で排出しており、上位人気馬の成績としてはまずまずといったところ。
その他の年は5人気が2勝、7人気、15人気がそれぞれ1勝を挙げています。
圏内30頭のうち、10頭を上位人気馬で占め、過去10年の圏内30頭のうち3分の1を上位人気馬から排出するにとどまり、上位人気馬の成績としては低調となっています。
勝ち馬の排出に比べて、圏内を占める割合は低調といった様子で、アタマ以外の紛れは多いですね。
過去10年の着内30頭中1~3人気の上位人気馬が10頭、4~9人気の中位程度の人気の馬が12頭、二桁人気馬が8頭となっています。
二桁人気馬の大駆けが圏内の2割以上を占めており、夏競馬とハンデ戦らしさの強いレースとなっています。
配当面を見ると、3連単配当が10万を超えたのは過去10年で6回と波乱模様ですね。
圏内における割合から見て上位人気馬より、中位人気以下の馬や二桁人気馬に狙いをつけていく方が効率が良いレースと見て取れます。
単勝系の馬券であれば軸は上位人気から、複勝系の馬券であれば軸は中位以下の人気の馬がよさそうですね。


①⑮⑯番枠は軽視

ほぼ毎年のようにフルゲートでの出走となる函館記念ですが、3着内の30頭中の24頭が1~5枠の馬で構成されており、この時点で内が有利と見て取れるレースといってよいでしょう。
6~8枠の成績は(2.1.3.54)と低調な成績が残っています。
またこれをさらに絞って⑮⑯番枠では(0.0.2.17)と連対すらなく、成績は非常に不振となっています。
内枠有利の傾向が強く、その中でも⑮⑯番枠は非常に厳しいということを覚えておきましょう。


②ハンデ

ハンデ別の成績をみると際立って成績を残していたのが、56㎏で(5.2.0.33)と過去10年の勝利馬の半分を56㎏の馬が占めていることがわかります。
その他54㎏(2.1.2.27)、55㎏(2.2.5.25)と勝利馬の数以外ではさほど大きな割合の変化はなく、54㎏~56㎏間の斤量ではさほど気にするほど成績に差はないようです。
反面、際立って悪くなるのが57㎏(1.0.1.18)でこちらはハンデが重い割には数字は見劣りしています。
占める割合も低く、苦戦気味です。
頭を狙うのであれば56㎏からで、紐には54.55㎏あたりが良いでしょう。


以上が函館記念の過去10年のデータとなっています。
ここまでしっかりと夏競馬の洗礼を浴びせられており、ここ数週間どうやっても馬券が当たらないという状態になっています。
穴をねらうことが多いので、函館記念でぜひとも大きく巻き返したいところです。



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