見解用

今週はクイーンSのデータを掲載していきます。
夏競馬も週が進み、夏本番となってきています。
非常に暑い日が続く中、競馬のほうも熱い展開が多くなっています。
函館競馬場もそうでしたが、1開催に全力投球する札幌競馬場で夏競馬らしく大きい馬券をとって未定ものですね。
それではデータを見ていきましょう。





札幌競馬場1800m特徴


札幌1800


札幌競馬場1800mは正面スタンド前からスタートし、ぐるりと1周を回るコースとなっています。
特徴としては高低差が70㎝と小さく、前週にわたってほぼ平坦なコースが続いています。
最初のコーナーまでの距離はおよそ180m、最後の直線は約265mとなっています。
コース全体が大きく丸みを帯びており、コーナーが大回りで直線部分が短いという特徴も併せ持っています。

特徴からもわかる通り、平坦なコースで前残りの決着が多いようです。
平坦で大きく丸みを帯びているものの小回りコースで、直線も短いとなるとやはり先行勢が有利に思えます。
また洋芝が使われることもあり、馬場が柔らかく非常に時計がかかることも特徴に挙げられます。
欧州血統やパワータイプの馬を狙っていきたいですね。


クイーンS データ

上位人気馬の成績から見ていきましょう。

1人気(3.3.2.2)
2人気(3.0.1.6)
3人気(1.0.2.7)



複勝率は1人気が8割、2人気が4割、3人気が3割となっています。
過去10年の勝ち馬のうち7頭を上位人気馬で排出し、上位人気馬の成績としては良好ですね。
その他の年は7人気、9人気、11人気がそれぞれ1勝を挙げています。
圏内30頭のうち、15頭を上位人気馬で占め、過去10年の圏内30頭のうち半分を上位人気馬から排出し、上位人気馬の成績としてはまずまずとなっています。
勝ち馬の排出は多く、圏内を占める割合もまずまずといった様子で、上位人気馬は頭にもってこいとみてよいかと思います
ただ勝ち馬の数こそ1人気と2人気は変わらないものの、圏内の割合に大きく貢献しているのは1人気馬となっており、1人気を除くと少し低調と見て取れます。
過去10年の着内30頭中1~3人気の上位人気馬が15頭、4~9人気の中位程度の人気の馬が13頭、二桁人気馬が2頭となっています。
上位人気馬が半分以上を占め、過去10年では3着内に必ず上位人気馬が顔を出しています。
配当面を見ると、3連単配当が10万を超えたのは過去10年で2回と堅め決着の傾向にあるようですね。
圏内における割合から見て上位人気馬を中心に馬券を組むのがベストといえるデータが残っています。
過度な穴狙いは禁物でしょう。


①各ステップレース

VM組     (4.4.4.10)
マーメイドS組(2.2.2.16)
オークス組    (1.0.0.8)
3勝クラス組  (0.1.1.15)
2勝クラス組  (0.0.1.12)

各ステップレースの成績は以上の通りとなっています。
一目瞭然ですね、ヴィクトリアマイル組が格の違いを見せつけており、レースの格としては少し落ちますが、マーメイドS組がそれに続く形となっています。
注意が必要なのがオークス組で、昨年こそドゥーラが勝利したものの本来の成績としては今一つという印象を受ける数字です。
3勝クラス組と2勝クラス組も圏内に入る馬が出ていますが、割合としては軽視しておいてもよさそう。
オークスを除いて順当にレースの格が高い前走を走ってきた馬の成績が良いようですね。



②馬齢

3歳馬 (2.0.0.12)
4歳馬 (4.6.3.27)
5歳馬 (2.3.6.38)
6歳馬 (2.1.1.20)
7歳以上(0.0.0.2)

馬齢別の成績は上の通りです。
圏内の排出が多いのは4歳馬ということがわかると思います。
また勝ち馬の比率としても4歳馬が強く、しかし6歳まで幅広い世代に勝利のチャンスはありそうですね。
サンプル数が少なく7歳以上を完全に切るということは少し難しく、どの世代にもチャンスはありそうです。
中心はやはり圏内の率が3割を超えている4歳馬ということになりそうです。



③内枠天国

1枠(2.1.2.5)
2枠(3.2.3.2)

1枠と2枠の成績が抜けて強く、内枠天国の様相を呈していることがわかると思います。
迷ったら内枠をお勧めいたします。



以上がクイーンSの過去10年のデータとなっています。
夏競馬も当初の函館から見ると半分ほどの日程を消化しています。
今年こそはと意気込んではいたものの、今年もまた夏競馬の洗礼を食らっています。
どこかで巻き返したい・・・

後日また個別ラップ等を掲載していきますので、少しお待ちください。


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