今週はセントウルSのデータを掲載していきます。
暦の上では9月となり、涼しく感じることも増えてきた今日この頃ですが、夏競馬はまだ終わっていません。
サマーシリーズ2024は9/8のセントウルSと京成杯オータムハンデを最後に幕を閉じます。
夏競馬最終週ということになってきますね。
ここまで夏競馬にしてやられてきた人も、大きく勝っている人も夏競馬最終週でしっかりと勝ち越しを決めていきましょう。
それではデータを見ていきましょう。
中京競馬場1200m特徴
中京芝1200mは向こう正面直線の真ん中付近からスタートします。
緩やかな上り坂を120m進んだのちに、緩やかな下り坂に入るコースとなっています。
3~4角はスパイラルカーブの下り坂で、直線は412.5mと東京競馬場に次ぐ長さがあります。
またゴール手前340m地点から240m地点にかけて高低差2.0mの中山競馬場に次ぐ急坂が待ち構えています。
最後の直線まではほとんどが下り坂ということもあって、締まったペースが予想されますね。
また3~4角にかけてスパイラルカーブとなっており、3角の侵入は緩やかになりスピードを落とさずに侵入できるものの、4角の出口は角度が急になっている点から、馬群がばらけやすかったり、直線でスピードに乗った馬が外へ膨らむ特徴的な競馬場となっています。
馬群がばらけるという点で、後方の馬がしっかりと追える環境となっており、差し馬や追い込み馬の台頭が期待できるコースでしょう。
セントウルS データ
上位人気馬の成績から見ていきましょう。1人気(7.2.0.1)
2人気(0.4.2.4)
3人気(0.0.1.9)
複勝率は1人気が9割、2人気が6割、3人気が1割となっています。
過去10年の勝ち馬のうち7頭を上位人気馬で排出し、上位人気馬の成績としては良好といえる数字ですね。
ただし、上位人気で勝ち馬を輩出できているのは1人気だけということに注意は必要ですね。
その他の年は4人気、10人気、14人気がそれぞれ1勝を挙げています。
圏内30頭のうち、16頭を上位人気馬で占め、過去10年の圏内30頭のうち半分程度を上位人気馬で輩出しており、上位人気馬の成績としては少し不満の残る数字なっています。
勝ち馬の排出は7頭で、圏内を占める割合はそこそこと、頭は上位人気馬でそれ以外はやや混戦模様という印象を受けるレース。
過去10年の着内30頭中1~3人気の上位人気馬が16頭、4~9人気の中位程度の人気の馬が11頭、二桁人気馬が3頭となっています。
二桁人気の好走が1割ありますが、基本的には上位人気馬の強いレースで間違いないでしょう。
配当面を見ると、3連単配当が10万を超えたのは過去10年で2回とあまり荒れることのないのレースとなっています。
頭は1人気が圧倒的に強いレースですね、過度な不人気馬を狙っていくのは効率が悪そうです。
①3勝クラス&OP特別組は軽視
サマーシリーズ最終戦ではありますが、秋の初戦とあって、夏休みをとっていた一線級の馬たちが復帰してきます。
夏競馬ではクラスの格が多少落ちていても、実力が伯仲するということも見られたのですが、一線級の馬が復帰してくることもあって、クラスの格が落ちると苦戦の傾向にあります。
3勝クラス組(0.0.0.4)
OP特別組(0.0.2.23)
3勝クラス組は最高が7着で掲示板もなく、OP特別組は圏内に入った2頭は4人気でした。
3勝クラス組は単純に重賞の壁に跳ね返され、OP特別組に関しては人気も必要ということになります。
3勝クラス組はバッサリ、OP特別組は5人気以下であればこれもまたバッサリといってもよいかと思います。
②各世代の成績
3歳 (1.3.1.10)
4歳 (5.1.0.21)
5歳 (4.3.4.26)
6歳 (0.2.4.35)
7歳以上(0.1.1.26)
各世代の成績は上の通りとなっています。
特筆すべきは6歳以上となると勝ち馬がいなくなるという点ですね。
基本的には若い世代~全盛期である世代で勝ち馬に関しては独占しているということがわかるかと思います。
3着内まで広げてみても3.~5歳世代が圏内30頭中の22頭を占めており、馬券の中心となっていくのは3~5歳の世代であるとみてよいでしょう。
6歳馬も占める割合はかなり低くなるものの、着内という点から見ると完全に消すまでは至れない数字が見て取れます。
7歳以上となると数字の時点で消してもよいという判断ができる方もおられると思います。
また18年以降は(0.0.0.14)となっていますので、7歳以上の時点でバッサリと切ってしまうことも一つかと思います。
③枠別の成績
1枠(2.0.0.11)
2枠(0.2.1.13)
3枠(1.0.0.16)
4枠(2.1.3.14)
5枠(2.2.1.15)
6枠(1.0.0.19)
7枠(0.1.3.16)
8枠(2.4.2.14)
枠別の成績は上の通りです。
3枠6枠がが目立って成績が悪くなっています。
4.5枠の中ほどの枠の好走が目立ち、開幕週ではありますが、8枠の成績もグッとよくなっていますね。
この中で8枠は1~6人気の成績が(2.4.2.4)と信頼度が非常に高くなってきます。
ある程度人気があってピンク棒であれば狙ってみても面白いかもしれません。
裏を返せば外枠の不人気馬というのは一気に買い目から消すチャンスかもしれませんね。
以上がセントウルSの過去10年のデータとなっています。
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