結果用


京成杯はニシノエージェントの勝利でした。
前を行く2頭がやりあうシビアなレース展開で、先行していた馬は軒並み崩れていき、後方に待機していたチャンスが訪れ、最後はキッチリ差し切りました。
ミニトランザットやドラゴンブーストも後方待機と掲示板5頭中4頭が道中で後方待機をしていた組で、ペースの恩恵としては後ろに利があったレースといえるでしょう。
これでニシノエージェントはおそらくダービーぐらいまではG1競争安泰かと思います。
クラシックへ向けて視界良好ですので、しっかりと余念のない調整を陣営に期待しましょう。
それでは結果を見ていきましょう。




2025京成杯 結果




掲示板までの結果を掲載します。

1着 ニシノエージェント 津村明秀
2着 ドラゴンブースト  丹内祐次
3着 ミニトランザット  田辺裕信
4着 キングノジョー   ルメール
5着 パーティハーン   戸崎圭太

ニシノエージェントが最後の直線で前を行くキングノジョーとドラゴンブーストを差しきっての勝利。
上でも触れましたが、今回は完全に道中での後方待機組に展開が向きましたね。
58.3秒とこの時期にしてはかなり速いペースで、どの馬も経験のないペースだったことでしょう。
前を行く馬にはかなり厳しいペースだったようで、先行勢はほぼ壊滅状態でした。
その中で押し上げるタイミングや馬群の捌き方といったヤネの力量と長く良い脚が使えるニシノの能力がマッチしていました。
800m程から押し上げはじめ、最後まで伸びているいい脚でしたね。
ヤネも同様にペースの上がり始めるコーナーで大きくはペースをあげず、膨らんでいく外の馬の内側にうまく潜り込めていたと思います。
ドラゴンブーストはわずかに差し切り、ミニトランザットに関してはしっかりと退けており、良い内容の勝利だったと思います。
これでおそらくはダービーぐらいまでは安泰と思われます、不確定ではありますが。
フロックと言われないためにも今後も頑張っていってもらいたいところですね。


2着ドラゴンブーストは勝ち馬の少し前で競馬をしていきました。
全体の隊列から見ると真ん中より少し後ろ程度で競馬を進めていきましたね。
ズルズルと下がってくる先行馬達のあいたスペースをとるというところまでは良かったですね。
惜しむらくは最後に差し切られてしまったことですね、結果論ですが若干仕掛けが早かったように思えます。
キングノジョーを目標にしているような乗り方でしたのでしょうがないといえばしょうがないのですが・・・
目標のキングノジョーは差し切っているのでニシノエージェントを除けば人気的には金星だったのかなという内容に思えます。
押し上げもよく、目標と思われる馬をしっかりと差し切れていますので、十分に勝負できると思います。
スローやミドルといったペースでも同様のことができるかどうかというところですね。


3着ミニトランザットは出遅れてしまい後方待機の競馬。
新馬戦とは真逆の競馬でしたが、対応してきましたね。
上りも唯一の34秒台といい脚を使えていました。
ただ後方に展開が向いた上での内容ですので、2着のドラゴンブーストと同様にペースが変わったときにも同じパフォーマンスで競馬ができるかというところかと思います。
スローになって後方から行くと案外だったりということは十分に考えられるかと思います。
京成杯では抜けた末脚でしたので、ある程度は使える脚があると思います。
今後は逃げるのか差しに行く競馬をするのか楽しみですね。


4着キングノジョーはやりあう前2頭を見ながら番手での競馬。
こちらは1人気馬ではありましたが、着外に沈んでしまいましたね。
ただ強さの際立つレースでもあったと思います。
後方に展開が向いた中、唯一前で競馬をして残した馬ですので、今後人気を落とすようであればもう一度見直したいですね。
多分人気は落としませんが・・・


5着パーティハーンは勝ち馬と2着馬の間ほどの位置取りで競馬を進めていきました。
終始外を回らされていますがそこそこやれていたように見えますね。
ただ最後はミニトランザットに完全に置いて行かれる形でしたので、まだ物足りないかなという印象です。
ケイコ頑張ってもらいましょう。

予想印を打った馬の成績

◎ゲルチュタール  10着
◯センツブラッド  8着
▲パーティハーン  5着
☆シマサンブラック 7着

うーん、新年初掲載の予想は惨憺たる結果ですね・・・
1頭も着内がいないとなるともうあきらめもつきます。
次週は頑張りたいところです。


今週はプロキオンSのタイムを計測掲載していきます。





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